『Lの世界』リバイバル版を手掛ける新たなショーランナーが決定

レズビアンたちの生活をオシャレに、そして大胆に描き、惜しまれつつも2009年に幕を閉じた『Lの世界』。本シリーズの復活版の製作が米Showtimeにて進んでいることは以前お伝えした通りだが、続編製作にあたり、新たなショーランナーが決定した。米Hollywood Reporterらが報じている。

リバイバル版のショーランナーに起用されたのは、20代のカップル2組を描いた『The Four-Faced Liar(原題)』や、デイヴ・フランコ(『easy イージー』)主演の『6 Balloons(原題)』を製作したマリア・ルイス・ライアン。ライアンは、ショーランナーだけではなく、製作総指揮も兼任する。

オリジナル版のクリエイター、アイリーン・チェイケンは、ジェニファー・ビールス(ベット・ポッター役)、レイシャ・ヘイリー(アリス・ピエゼッキー役)、キャサリン・メーニッヒ(シェーン・マッカチョン役)らとともに、リバイバル版の製作総指揮として参加することが決まっている。

新シリーズのショーランナー探しはずっと続いていたが、チェイケンが夏に「(新しいショーランナーは)その世界で何が起きているかを知っている若者の一人。私はバトンを渡しているの」と発言。LGBTQコミュニティに属する人物が選ばれる可能性が高いことを匂わせていた。

ライアンは、今回の報道を受け、「チェイケンと、オリジナルの『Lの世界』の皆さんのおかげで、私は自分の発言が重要なんだと認識することができました。多様な同性愛者の人々の新しい世代の案内人となれる機会を与えてもらえ、大変興奮しています。今こそが、このような作品を作る最高の時だと思うのです」とコメント。

同作は、8年の時を超え、6シーズン終了後の続編となるが、以前チェイケンは、「ファイナルシーズンで起きたことは忘れることになるかもしれない」とコメントしており、過去の物語が新たに構築される可能性も示唆している。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Lの世界』
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