高校生の殺し屋!?『シビル・ウォー』監督が人気コミック「デッドリー・クラス」をドラマ化

奇抜な設定で話題を呼んでいる人気コミック「デッドリー・クラス」が米Syfyでドラマ化されることが決まり、このほど主要キャラクターのキャスティングが明らかになった。米Deadlineが報じた。

リック・リメンダーとウェス・クレイグが手掛ける原作コミックは、訳ありの10代の若者たちが、暗殺者を育てるための名高い高校に入学し、波乱に満ちた学園生活を送る姿を描いている。主人公は学校の無慈悲なカリキュラム、悪質な排他的派閥、そして自身の思春期の不確実性に耐えながら自分の道徳律を維持していくことに苦しむ。1980年代後半のカウンターカルチャーを背景に、今まで見たことのない新たな時代が綴られる。大ヒット映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でメガホンを取ったアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が製作総指揮を務めることが決定している。

そして、この度明らかになった出演者7人を紹介しよう。

■ベネディクト・ウォン(『マルコ・ポーロ』『ドクター・ストレンジ』)
校長マスター・リン役。生徒たちは彼から認めてもらうために必死になる。

■ベンジャミン・ワズワース(『ティーン・ウルフ』)
主人公マーカス役。浮世離れした学校になじめず、残忍な世界の中で生き残るために、自分の居場所を見つけるべくもがいていく。

■ラナ・コンドル(『X-MEN:アポカリプス』)
ある評判に守られているミステリアスなサヤ役。日本で頂点に立つヤクザ一族の娘でありながら家から追放され、名誉挽回するために暗殺学園に通う。

■マリア・ガブリエラ・デファリア(『12hours DEA特殊部隊』)
外交的で自己顕示欲の強いマリア役。感情の変化が激しく、魅力的で美しく女性らしさが滲み出ているが、次の瞬間には残忍で野生的で怒りにとらわれたようになってしまう。学校内において彼女の不安定さはスーパーパワーのように扱われる。

■ルーク・テニー(『Shock and Awe(原題)』)
札付きのギャング、ウィリー役。悪名高いが、実は殺人よりも漫画を読んだり音楽を聴くことを好む、正直で思慮深い人物。母親がロサンゼルスのギャングのリーダーであることから強制的に入学し、彼が最も嫌いなものにならなければいけないという際限ないプレッシャーに襲われる。

■リアム・ジェームズ(『THE KILLING ~闇に眠る美少女』)
汚職警官の息子で、学校になじめないビリー役。あらゆる状況を皮肉とユーモアで戦う。

■マイケル・デュヴァル(『Queen of the South ~女王への階段~』)
麻薬カルテルの息子チコ役。誰もが彼を恐れていて、彼を傷つけることができるのは恋人だけと言われるほど。

ほかには、ヘンリー・ロリンズ(『サンズ・オブ・アナーキー』)、テイラー・ヒックソン(『エブリシング』)、シボーン・ウィリアムズ(『REIGN/クイーン・メアリー』)などがゲスト出演する。(海外ドラマNAVI)

Photo:ラナ・コンドル
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