"サスペンス映画の神様"アルフレッド・ヒッチコック監督が1960年に発表した映画『サイコ』で、他界した母親ノーマの人格を併せ持つ異様な殺人鬼ノーマン・ベイツの青春時代を描いた『ベイツ・モーテル』。同作で、主人公を演じたフレディ・ハイモアと、アレックス・ロメロ保安官を演じたネスター・カーボネルが、米ABC今秋の大ヒット作『The Good Doctor(原題)』で、再びタッグを組むことが明らかになった。米Popcultureが報じている。
その二人が再会したのは、現地時間11月20日(月)に放送された「Apple(原題)」というタイトルのエピソード。残念ながら、俳優としての共演ではなく、ネスターはエピソード監督として本作に参加し、カメラの後ろからではあるが、主人公ショーンを演じるフレディとタッグを組んだ。『The Good Doctor』のソーシャル・メディアチームが、二人の写真を投稿し『ベイツ・モーテル』のファンを沸かせていた。
実は『ベイツ・モーテル』でも、3話メガホンを取った経験があるネスター。俳優としては、『アンダーカバー』のトム・ヘルナンデス役、『LOST』のリチャード・アルバート役、映画『ダークナイト』シリーズのゴッサム市長を演じるなど、幅広い活躍をしている。
『The Good Doctor』は、医療ドラマ『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』のクリエイター、デイヴィッド・ショアが、韓国で高視聴率を獲得したKBS2の人気ドラマ『グッド・ドクター』をリメイクしたもの。サヴァン症候群を抱えながらも天才的暗記力と人体のあらゆる器官の構造を把握する脅威の空間認識能力をもつ主人公の若手外科医が、権威ある病院に採用され、小児外科で医者としても人としても成長していく物語だ。
『The Good Doctor』は、米ABCにて毎週月曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)
Photo:
ネスター・カーボネル (C)FAM020/FAMOUS
フレディ・ハイモア (C)FAM020/FAMOUS