『LAW & ORDER』シーズン19、ハーヴェイ・ワインスタインの問題を取り上げることに

アメリカ映画界の重鎮、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ問題については、当サイトでもお伝えしてきた通り。そんななか、性犯罪に特化した捜査班の活躍を描くドラマシリーズ『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』が、シーズン19でワインスタインのスキャンダルをエピソードで取り上げることが分かった。米TV Lineが伝えている。

10月5日に米ニューヨーク・タイムズにより、ワインスタインが30年近くもの間、性的嫌がらせなどの違法行為を女性に行ってきたとの疑惑が報じられ、彼は自身の会社ワインスタイン・カンパニーをクビに。関わっていた全てのTVシリーズからも降板するに至っている。

その後、ワインスタインの件を皮切りに、今までにセクハラを受けた人々が被害を告白し、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』に主演していたケヴィン・スペイシー、『トランスペアレント』のジェフリー・タンバーらがシリーズを去ることに。その数は、雪だるま式に膨れ上がる事態となっている。

シーズン19のエピソードで取り上げられるのは、ハリウッドのエンターテイメント業界ではなく航空業界。ワインスタインのケースが報道された時点で、シリーズの脚本家がストーリーに取り掛かり、現時点では何話目のエピソードになるのかは不明だが、2018年に放送される予定だ。

『LAW & ORDER』シーズン19は、米NBCにて毎週水曜21時より放送中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『LAW & ORDER』シーズン18
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