ジェラルド・バトラー主演!ディザスター超大作『ジオストーム』、 実はバディ・ムービーだった!?

天候を操る気象コントロール衛星の暴走が地球に引き起こす超異常気象を描き、人々の想像を遥かに凌ぐディザスター・アクション大作『ジオストーム』が、2018年1月19日(金)に全国公開となるが、監督を務めたディーン・デブリンと、主人公を演じたジェラルド・バトラーが本作はバディ・ムービーでもあることを明らかにした。

デブリン監督は、「本作は自然の驚異を描いたディザスター映画でありながら、二人の兄弟とその関係性を描いたバディ・ムービーでもあるんだ」と明言。さらにジェラルドも「僕はこの映画がアクション大作であり、ユーモアがたくさん盛り込まれたサスペンス・スリラーでもあり、そしてなによりもジェイクと弟マックスとの関係にも焦点をあてている点をとても気に入ったんだ」と語り、兄弟間のバディ・ムービーになっていることを明かした。

ジェラルド演じる主人公ジェイクは、少々気性の荒い科学者で今回暴走を始めた気象コントロール衛星"ダッチボーイ"の設計者。一方、弟のマックスは国務省に所属し、国務次官補を務めるお役人。二人は血の繋がりはあれど、性格は正反対。

しかし、ジェラルドはこの真逆な兄弟が面白いという。「なにがクールかというと、兄と弟というお決まりをひっくり返しているんだよ。普通は、弟が成長しないといけなくて、兄は弟に教えないといけない。でもこの作品では僕は兄だけど、僕が大人になり成長するということについて描かれている。マックスからすれば、"おい、兄貴!本当に?しっかりしてくれよ!"という感じなんだよ。これは素敵な描き方だよね。色々なスペクタクルがあるけれども、ある意味娘の父親として、そして兄としての成長のストーリーでもあるんだね」

対する弟を演じたジム・スタージェスは「マックスはホワイトハウスという、地上で一番権力のある組織の行政面で、急にのし上がってきた男なんだ。彼には知識と才能があり、政界でうまく立ち回っている。でも兄のコントロールとなるとまったく別なんだよね」と語り、兄との不仲を明かす。さらに「マックスは突然、気象衛星のトラブルの解決をチームの責任 者を命ぜられるんだけど、それは望まない"兄との再会"を必要とするんだ。彼らの確執は根深いんだ。でも、マックスは職場での能力を示さないといけないので、そんなジェイクと一緒に働くことに悩むけど、やはり問題の解決にはジェイクの力が必要なんだ」と、兄弟の難しい関係性を語った。

監督はこの兄弟の物語に関して「一見すると全く性格が違う兄弟に見えるが、実は同じ部分がたくさんあるんだ。ジェイクは自分をずっと現場主義の労働者だと思っていて、マックスは兄より遥かに賢い知性派だと思っている。でも、お互いに相手と同じ資質を持っているんだよ。二人の関係が面白いのは"あいつはこんなやつだ"と決めつけている部分が、実は自分自身にも当てはまっていることなんだ」と語り、実は似た者同士の兄弟であること明かした。

寒波、熱波、地割れ、洪水、竜巻、雷、そして雹。全てのディザスターがここに集う! 『ジオストーム』は2018年1月19日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ジオストーム』
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