"グランサム伯爵"とヒュー・グラントがジョークを炸裂!『パディントン2』ジャパンプレミア

世界中で愛されるロングセラー児童小説を実写化した映画シリーズ第2作『パディントン2』が、1月19日(金)より全国ロードショーとなる。その公開を記念し、ブラウンさん役を演じた『ダウントン・アビー』の"グランサム伯爵"ことヒュー・ボネヴィルと、フェニックス・ブキャナンを演じたヒュー・グラントが来日し、ジャパンプレミアが開催された。

本作の世界観を表現した豪華なレッドカーペットに登場した来日ゲストの二人は、ゆっくりと歩きながら集まったファンとの交流を楽しんだ様子。会場にはパディントンと同じく赤い帽子に青のダッフルコートを身に着けている人も多く見られ、その人気は一目瞭然だ。日本語版吹替キャストを務めた三戸なつめ、斎藤工もファンサービスを行い、終始穏やかなムードのまま、レッドカーペットイベントは終了。

その後の舞台挨拶には、客席の間を通りながら登場したWヒュー。2014年の第一作に続き、パディントンがお世話になるブラウン家のお父さんを演じるヒュー・ボネヴィルは、「一作目が大成功を収めましたし、原作者のマイケル・ボンドさんのお墨付きであるということで続投にはワクワクしましたが、心配な部分もありました。"セカンド・アルバム・シンドローム"という言葉があるように、続編は上手くいかなかったりすることが多いですよね。この作品がファミリー映画の『ゴッドファーザー Part II 』のようになれば良いな思います」と、続編への想いを語った。前作からの変化について聞かれると、「一番の変化は、マーマレードの数ですね。第一作目のあとに友人たちが送ってくるので、家のキッチンに入らなくなってしまいました。ありがたいのですが、もうやめてください」と、嬉しい変化に実は困っていることも明かした。

実は『ノッティングヒルの恋人』以来、19年ぶりの共演となる二人。「『ノッティングヒルの恋人』の撮影時、ボネヴィルは僕に押し倒されてキスされることが大好きだったんだ。だから、今回もそれをやってあげたんだけど、もう年寄りになっちゃったからねぇ。背中を痛めて撮影を2時間も遅らせたんだ」と、裏話を披露したヒュー・グラント。それに対し、「こうやって久々に会っても、本当に彼は変わってないなと感じます。その若さの秘訣は、信じられないほどのお金を美容につぎ込んでいるからなんですよね。うらやましいです。でも、実際は不機嫌で嫌な奴ですよ」と仲が良いからこそ言い合えるジョークで返した。

最後には世界に一つだけの"パディントンだるま"が登場! それぞれの名前だけでなく、日本語で"Wヒュー"とサインを加え大盛り上がりのままイベントは幕を閉じた。

『パディントン2』は1月19日(金)より全国公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:『パディントン2』ジャパンプレミア