「テレビ界で最も稼いだ女優」TOP10入りした『スキャンダル』ヒロインの魅力とは?

ホワイトハウスを舞台に繰り広げられる禁断のラブ・サスペンス『スキャンダル』。すでにシーズン5のDVDレンタルやDVD Part1の発売、全話デジタル配信が開始されているが、本日1月24日(水)にはシーズン最終話を含むDVD第2弾レンタルが開始するほか、DVD Part2、Part3が発売される。そんな本作の主役オリヴィア・ポープと、彼女を演じるケリー・ワシントンの人気の秘密が明かされることとなった。

オリヴィアは危機管理の専門家として、不倫や汚職、殺人など様々なスキャンダルに見舞われたセレブたちの窮地を助け、彼らの社会的地位や名声・財産を守るフィクサー。目的のためなら時として非情な手段も厭わない彼女は、一見冷酷なようにも見えるが、実は悪事や不正を決して許さない信念を持った、頼りになる女性だ。その一方で、現職の大統領と不倫関係にあるという大きなスキャンダルの火種を自らも抱えている。何度も関係を断とうとしたが、自分の気持ちはごまかせないという弱さを持ったアンチヒーロー的なキャラクターに、女性たちは思わず共感してしまうはず。

そんなオリヴィアが影響を与えるのは内面だけではない。劇中で彼女はプラダやグッチ、フェラガモ、アルマーニ、ヴァレンティノなどの高級ブランド服をスマートに着こなす。時には、リーズナブルなファストファッションに、モバードの時計やルブタンの靴を合わせてセンス良くまとめることも。有名女性誌「ハーパース・バザー」などではオリヴィアのファッション特集が組まれ、高級百貨店サックス・フィフス・アベニューではオリヴィア・ポープ・コレクションを売り場展開するなど、外見にも影響を与えるキャラクターなのだ。

オリヴィアを演じるのは、『Ray/レイ』や『ジャンゴ 繋がれざる者』など映画でも活躍するケリー。オリヴィアの、タフでクールな仮面に隠された人間的な温かさと優しさ、女性的なしなやかさと繊細な心の揺れ動きを巧みに演じ、エミー賞やゴールデン・グローブ賞にノミネートされている。また、正義感の強いオリヴィア同様、ケリー自身も女性やマイノリティの人権問題に高い関心を寄せ、様々な社会活動へも積極的に参加。米Timeの選出する"世界で最も影響力のある100人"にも選ばれた。Forbesが発表した「テレビ界で最も稼いだ女優」2017年版では第7位を獲得している。

働く女性たちに影響と感化を与え続ける『スキャンダル』シーズン5は本日1月24日(水)より、DVD Part2、Part3が発売、DVD第2弾レンタル開始となる。(海外ドラマNAVI)

Photo:『スキャンダル』シーズン5
(C) 2016 ABC Studios