"レモニー・スニケット"として知られるダニエル・ハンドラーの大ベストセラー児童小説を基にNetflixでドラマ化された『レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』がシーズン3で終了することが決定した。
米The Hollywood Reporterによれば、主演で製作も務めるニール・パトリック・ハリスが2019年に配信予定のシーズン3を以ってフィナーレとなることを米TVGuide.comの取材で認めたという。関係者の情報によれば、Netflixはかねてから3シーズンでの幕引きを念頭に置いていたようだ。本件について、Netflixから正式なコメントは出ていない。
2004年にジム・キャリー主演で映画化されている本作。裕福な家庭に育った三姉弟妹が、外で遊んでいる時に自宅が火事になり、愛する両親は莫大な財産を残して他界してしまう。その後、身寄りがなくなった子どもたちは、遠縁の親戚オラフ伯爵に預けられることになるのだが、伯爵の目当ては遺産以外の何ものでもなかった...。
制作会社パラマウントTVとNetflixが本作の製作に乗り出したのは、映画からちょうど10年後の2014年。原作小説は43か国で翻訳され、シリーズ累計6500万部以上を売り上げている。シーズン1では、全部で13ある小説シリーズから4冊を選び、さらに各本から2つずつエピソードを抜き出して製作した。
3月30日(金)に配信されるシーズン2では5冊目から9冊目までの内容が盛り込まれるようで、シーズン3で残り4冊分が取り上げられる。本作は2017年1月にシーズン1が配信されると、その2ヶ月後にシーズン2の製作が決定。さらにシーズン2の放送前にはシーズン3への更新も発表されていた。
『レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』はNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:Netflixオリジナルドラマ『レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』シーズン1より
Joe Lederer/Netflix