悪名高きバイカーズ・クラブの抗争を描いたドラマ『サンズ・オブ・アナーキー』(以下『SOA』)。本作のスピンオフとなる『Mayans MC(原題)』については当サイトでもお伝えしてきたが、オリジナルの前日章となるシリーズの企画が進行していることが明らかとなった。英Digital Spyが報じている。
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『SOA』でクリエイターを務めたカート・サッターが、米ポッドキャスト『Tom Arnold"s 100% Honest』にゲスト出演した際、スピンオフについて次のように語った。「『SOA』を四章にする考えがあって、オリジナルが第一章なら『Mayans MC』が第二章だ」とコメントし、他の二章に関しては、『SOA』の主人公ジャックス(チャーリー・ハナム)の父親ジョンを描く前日章と、オリジナルのその後を描くシリーズを考えているという。
「ベトナムで、ジョンとパイニー・ウィンストンが"ファーストナイン"を始め、アメリカに帰国した二人に一話ごとに新しいメンバーが加わり、シリーズの最後にジャックスの母親ジェマが登場するんだ。ジャックスが生まれる前にね」と、スピンオフのアイディアを明かしたサッター。サンズ・オブ・アナーキーの結成当初のメンバー9人は"ファーストナイン"と呼ばれ、ベトナム戦争に従軍していたジョンがパイニーと現地で出会い、クラブの基礎を築くという過程を描きたいと思っているようだ。
そして、オリジナル後の世界を描くスピンオフでは、「ジャックスの息子アベルとトーマスを主役にしたストーリーを温めている」と語っている。
スピンオフ第一弾となる『Mayans MC』のパイロットは、監督とキャストを変更して撮り直しが行われ、シーズン1の放送日などの詳細は発表されていない。(海外ドラマNAVI)
Photo:『サンズ・オブ・アナーキー』
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