同性婚カップルとその子どもたちを通して現代の家族のあり方や、絆を描いた『フォスター家の事情』。米国で放送中のシーズン5をもって終了し、更にスピンオフが製作されることが先日発表されたばかりだが、現在の心境をキャストたちが明かした。米TV Lineらが報じている。
同作は、シーズン5の最後の3話で新たなスピンオフ作品を紹介することになっている。タイトル未定のスピンオフは、同作の脚本家でプロデューサーのブラッドリー・ブレディウェグ、製作総指揮のピーター・ペイジとジョアンナ・ジョンソンの3人が企画したもので、キャリーとマリアナのロサンゼルスでの新たな生活が描かれる。
同作でキャリー・アダムス・フォスターを演じ、スピンオフでも同役で出演が決まっているマイア・ミッチェルは「終了するという知らせを、公式発表される数分前に知ったのよ。びっくりするくらい悲しくて、感情的になるニュースだったわ」と終了発表があった日のことを振り返る。そして「(スタッフが)"物語を続けたい?"と聞くから、"もちろんよ! どんな形でもね!"と答えたら、こうなったのよ」とスピンオフ製作に繋がる話があったことを伝えた。
同じく、スピンオフにマリアナ・アダムス・フォスター役で出演が決まっているシエラ・ラミレスは、キャンセルからスピンオフ製作までのニュースを、嵐のようだと表現。 「皆と同じように驚いたけど、とても楽しみにしているの。スピンオフに当たる3話は、今まで見たことないような内容になるわ」と語った。
それぞれのキャラクターの今後のどういう変化を楽しみにしているかと問われ、マイアは「今までキャリーが、"16歳か17歳だからこんなことするんだな"と思われていたことが、年を重ねて大人になることで、若さを言い訳にできなくなると思うの」と返答。一方シエラは「大人になるって大変なのよ。私だって、いろいろ問題を抱えているわ。マリアナとキャリーも同じだと思うの」と笑いながらコメントした。
オリジナルが終了した後も、ファンはスピンオフで二人の女性の成長を見届けられるようだ。『フォスター家の事情』シーズン5後半は、米Freeformにて毎週火曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『フォスター家の事情』
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