リブート版『サブリナ』に、『コバート・アフェア』のあの人が悪役で出演

アメコミ出版社の米アーチー・コミックスが所有するキャラクター、サブリナを主人公にしたNetflixのホラードラマ企画が進行していることは以前お伝えした通りだが、このたび、リチャード・コイル(『コバート・アフェア』)が同作に出演することがわかった。米TVLineが報じた。

人気青春ミステリー『リバーデイル』のショーランナー、ロベルト・アギーレ=サカサが企画を進めている本作は、アーチー・コミックスの象徴的なキャラクターでもある『サブリナ』の物語に、魔術だけでなく、ホラーやオカルトなどの要素も取り入れて展開する。新しいサブリナは、半分人間半分魔女の力を持った高校生で、バクスター高校に通いながら普通の高校生活を送ろうとするも、魔女としてのダークな教育も受けることになる...。賢明で思いやりがあり、無謀と言っていいほど勇敢なサブリナは、世界を脅かすダークサイドと、人間との間に立つことになる。

本作でリチャードが演じる神父ブラックウッドは、芸術アカデミーの学長でありながら、チャーチ・オブ・ナイトで大祭司を務める、無慈悲で野心的な人物。サブリナと他の魔女たちを衝突させる、恐ろしい闇の計画を企んでいるという役どころだ。

リチャードは、人気スパイドラマ『コバート・アフェア』のシーズン3を盛り上げたロシア系のサイモン・フィッシャー役で知られる。他にも、ジョン・マルコヴィッチ(『RED/レッド』)主演の『クロスボーンズ/黒ひげの野望』にも出演し、アマゾンUK初のオリジナル作品として、1940年代パリのファッション界を舞台にしたドラマ・シリーズ『ザ・コレクション』では主演を務めた。

主人公サブリナを演じるのはキーナン・シプカ(『MAD MEN マッドメン』)。他に、叔母のゼルダ役でミランダ・オットー(『24:レガシー』)、もう一人の叔母ヒルダ役でルーシー・デイヴィス(『ワンダーウーマン』)、サブリナの親友ロザリンド役でジャズ・シンクレア(『easy イージー』)、バクスター高校の教師役メアリー・ウォーデル役でミシェル・ゴメス(『GOTHAM/ゴッサム』)、サブリナのいとこアンブローズ役でチャンス・パルデモ(『もう一人のバーナビー警部』)らが出演する。(海外ドラマNAVI)

Photo:リチャード・コイル
(C)FAM013/FAMOUS