『刑事モース~オックスフォード事件簿~』、シーズン6更新が決定!

人気作家コリン・デクスターが生んだキャラクター、シャーロック・ホームズをも凌ぐほど高い人気を誇るモース警部の若き日を描く英国人気ミステリー『刑事モース~オックスフォード事件簿~』がシーズン6へと更新された。

本国イギリスでシーズン5の放送が終了した今月11日(日)、放送局のITVが2019年に新シーズンを放送することを発表した。このシーズン5は4話構成だった過去4シーズンよりも多い6話構成で、視聴率25%、視聴者数670万人をマーク。シーズンフィナーレの「Icarus(原題)」はIMDb上で9.1点(10点満点)と高い数字を記録している。

物語の舞台は、シーズン1では1965年だったが、シーズン6では前シーズンよりさらに1年先の1969年になるとのこと。新シーズンの制作は年内に開始予定。おなじみのキャストに加えて、クリエイターであり過去の全エピソードで脚本を担当してきたラッセル・ルイスも続投する。

更新発表を受けて、ルイスは「我々のストーリーがついに1960年代の最後の年までたどり着いた。人類にとって大きな一歩だよ。コリン・デクスターの創造した愛すべき事件簿の前章を引き続き描けることに、チーム一同ワクワクしている」と述べている。

なお、主人公モース役のショーン・エヴァンスは新シーズンの製作をすでに予想していたようだ。シーズン5の放送が始まる前の今年1月、彼は「このシリーズは間違いなくもっと続いていくはずだよ。もっと語るべき疑問が残されているからね」とコメントしていた。

シーズン5の最終話がクリフハンガーだったことで新シーズンの幕開けはさらに注目を集めることになりそうだ。

『刑事モース~オックスフォード事件簿~』は、吹替版がNHK BSプレミアムで毎週土曜16:30から放送中、字幕版はシネフィルWOWOWにて毎週金曜12:00から放送している。(海外ドラマNAVI)

Photo:『刑事モース~オックスフォード事件簿~』
(c) Mammoth Screen Limited 2016