その魅力、まるでねずみ講!『シカゴ・ファイア』オアシズ直撃インタビュー

人命救助に命をかける消防士たちの活躍と友情を描く大人気シリーズ『シカゴ・ファイア』。AXNにて現在シーズン4が放送中で、4月にはシーズン5が日本独占初放送となる本作のことを学べる特別番組「シカゴ・ファイア アカデミー ~イイ男がたくさん出ている海外ドラマを学ぶ教室~」が3月24日(土)深夜0時より放送される。同番組は、同作の熱烈ファンである光浦靖子さん(オアシズ)が講師を務め、大久保佳代子さん(オアシズ)、博多華丸さん(博多華丸・大吉)、池田美優さんの3人が生徒として教えを請うというスタイルだ。『シカゴ・ファイア』のファンもそうでない人も楽しめる番組を収録したばかりの光浦さんと大久保さんを直撃! 番組に参加した感想や、同作に寄せる期待を語ってもらった。

――今回の特別番組に、光浦さんは講師、大久保さんは生徒として参加されたわけですが、光浦さんとしては講義の出来はいかがでした?

光浦:時間が短いですね。説明するにはちょっと時間が足りないです。(すでにシーズン1を観ている)華丸さんとずっと二人でしゃべりたいって感じでした。

大久保:そうなんですよ。熱量は伝わってくるんですけど、作品を知っている者同士が盛り上がっちゃっていたので、作品をまだ全然観ていない私とみちょぱ(池田美優)はそれをボーッと眺めるっていう(苦笑)

光浦:登場人物も多いし、彼らの関係性も一から説明したいからね~。あと、番組内ではシーズン4の立場で話をしたので、シーズン1から観る人に「なんでバラしちゃうんだろう」と思われないよう、注釈を出してほしいですね。シーズン4では面子も変わってきてるんで。

――大久保さんは、今回の講義を受けて『シカゴ・ファイア』が観たくなりましたか?

大久保:観たくなりましたよ。まず二人の熱量が凄いから、興奮しているのが非常に分かったのと、番組内で本編の映像が観られたので、火災現場のリアルな感じや迫力、ラブシーンも含め、たしかに飽きずに観られると思いました。

――いい男は見つかりました?

大久保:見つかりました。だってまず王道のこの人、セブライドは誰が見てもカッコイイですし。そして脇にも、個性的で人間味のある面白いキャラクターがいると聞いたので、王道を抑えながら、ほかにもスライドしていきたいですね。

――光浦さん的に一押しのイケメンは?

光浦:イケメン目的ではなく、ストーリーが面白いから観ているんですが、本作ならクルース。顔がまず可愛いですし、キャラクターが愛らしいんだよな~。で、運転がめっちゃうまいんだよ。途中でレスキュー隊へ行っちゃうから、はしご車は運転しなくなっちゃうんだけどね。現場の建物にはしごをぴったりつけられるのが、カッコイイんだよ。

大久保:ズンバの先生だっけ?

光浦:1週しか出ないけどね。あのキャラクター、全く引っ張ってないけど。とにかく可愛いんだよ。

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――この『シカゴ・ファイア』をはじめ、『シカゴ P.D.』『シカゴ・メッド』といった『シカゴ』シリーズがそろってヒットしていますが、なぜこれだけ愛されるのでしょう?

光浦:お金がかなりかかっているので、事故や火災のシーンの迫力は凄いですよね。あと、脇役も含めてキャラクターがすごくしっかりしているので、観ているうちに仲間意識が芽生えるんですよ。全員を知っているし、全員を好きになるわけ。さらには、ボイト、ドーソンのお兄さんのアントニオといった警官もストーリーに関わってきたりするんだけど、そうしたキャラもしっかりしているから彼らにも感情移入するしで、ねずみ講的に感情がどんどん広まっていくというか。凄いなと思うよ。消防署の話から始まって、今は警察と病院が加わって、その3つのシリーズ全てが人気なんだから。

――講義を受けた大久保さんは、作品の魅力についてどういう印象を受けられましたか?

大久保:繰り返しになりますけど、あれだけのアクションやテロのシーンは、観ていて思わず声を上げてしまうくらい、リアリティがありますよね。心臓には悪いですけど。人間模様でホンワカした面白いパートもあるし。あとはラブシーン。ちょっと肉食的な感じのラブシーンって、ちょっと見入っちゃいますよね。

光浦:でも上品ですよね。絶対、裸見せないし。

大久保:男性の肉体美を目にできるので、女の人は好きでしょうね。アクションドラマとして男の人も観るでしょうし。

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――消防士に対する女性視点でのご意見は?

光浦:このドラマ観たら、消防士が好きになりますよ。あと、仕事でミスしないっていうのがこのドラマの面白いところだと思うんだよな~。仕事は別格でできる人たちばかりだから、観ていて気持ちがいいです。人命救助はスパッとキメるから。逆恨みだったりその後の不幸だったりとかという人間ドラマは別にあるけど、とにかく仕事に関しては完璧。人気なのはそこも理由かもしれませんね。観ていて嫌な気持ちにならないんですよ。

大久保:落ちこぼれみたいなのもいないんだね。

光浦:そういう足を引っ張る存在はいない。皆がカバーし合うし。そこが逆に、ありそうでなかったというか。仕事が完璧なんだよ。本当に凄いヒーローたちなのよ、皆。

大久保:たしかに仕事がスパッとできる人って光りますよね。

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――お二人が考えるイケメンの定義とは?

光浦:やっぱ器ですね。肝が据わっているかどうか。最終的にはそこだな。

大久保:仕事ができて、女の扱いがうまい人かな。

光浦:え~、でも女の扱いがうまいって小ずるい感じがする...。

大久保:すべての女性に対して、うまいってことよ。

光浦:あ~、そうするとあれだよ。嫌いなタイプになるよ? 全員に優しいってのは揉め事を起こす男になるよ。

大久保:じゃああれだ、私にとって扱いがいい人。

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――『シカゴ・ファイア』でグッとくるポイントは? 例えば消防士の場合、制服と私服の違いもありますが。

光浦:オフタイムの時の消防士たちは、Tシャツやポロシャツ一枚だけで絵になります。そんで、赤のサスペンダーがすごくカッコ良く見えるんだよね。

大久保:ラブシーンでヘルメットだけ身に着けてるシーンは、なんだかグッときましたね。

――日本を含めた世界各国で消防士カレンダーというものが存在しますが、そちらに対するイメージは?

大久保:私、めちゃめちゃ持ってますよ。仕事で沖縄のイケメン消防士の取材に行ったんですけど、それこそ消防士の人たちが快く持ち上げてくれたんです。消防士の人たちってめっちゃカッコ良くて優しいんですよね。それでどっぷりハマってカレンダーもいただいて、その写真を眺めてました。カレンダーの写真の消防士さんは、マッチョな裸で水のホースを持ってましたね(笑) だからカレンダーには大賛成です。

光浦:私は子どもの時から働く人を見るのが好きなので、カレンダーは大いにやるべきだと思います。そしてたくさん売れて、売上金の一部が寄付されたりすればいいですよね。

――では『シカゴ・ファイア』版のカレンダーが出ればもちろん...?

大久保:まあ、いただけるのであれば(笑)

光浦:そうだね。このTシャツ(『シカゴ・ファイア』オリジナルTシャツ)ももらって帰るし。

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――光浦さんはすでにシーズン4までご覧になっていて、4月にはシーズン5が始まるわけですが、今後の『シカゴ・ファイア』でどんな展開を期待されていますか?

光浦:このままの雰囲気で進んでいってほしいですね。『シカゴ・ファイア』って勧善懲悪で、アメリカの若い人が観る『水戸黄門』みたいな作品なんですよ。ずっとシリーズが続いていて、登場人物全員が魅力的で、毎回落ち着くべきところに落ち着くっていう。

――大久保さんは本物の消防士の方々と会われたそうですが、そうした消防士のこんなストーリー、こんな画が観てみたいといったことはありますか?

大久保:出てくるでしょうけど、ラブストーリーはマストで欲しいですね。あとは濡れ場があればいいです(笑)

光浦:結婚しちゃうとラブシーンが減るんだよね。ずっと観てるとメンバーの皆に愛着が湧いてくるから、彼らが恋愛して結婚するとこっちも嬉しいんだけど、そうなると外部の人間が入りづらくなってくるんだよね。あんまり皆が皆、結婚したり特定の恋人を作ったりすると、製作陣の意見みたいだけど、固定されちゃうから。

大久保:たしかにフリーの人がいないとね。まあ、ごちゃごちゃするのも見たいですけど。

光浦:でもあんまり離婚ばっかしてもね~。

――現在シーズン4が放送中ですが、ここまでのシーズンで光浦さんが特にお好きなのは?

光浦:どれも一緒ですね。全部いいです。各シーズンの間が何年後といった風に空いたりせずにずっと続いているんで、違いはないです。シーズン1とシーズン4、どちらを観ても同じように楽しめると思います。

――先程イケメンの話が出ていましたが、女性キャラクターでお好きなのは?

光浦:女性はシェイですね。シェイとドーソンのコンビが相当カッコ良くて。

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――海外ドラマといえばアフレコの仕事がありますけど、もしお二人が同じ作品に出ることになったとしたら、どういう役をやりたいといったご希望はありますか?

光浦:ないな~。

大久保:私、数は少ないですけど、過去のアフレコでは迫るタイプの役くらいしかやったことがないので、やっぱりそういうのですかね。その路線しか見えないです。

光浦:私もやるなら脇役の脇役がいいな~。邪魔にならないように。あ、でも憧れはずっとあれでしたよ。『ツイン・ピークス』の丸太おばさん! ずっと好きなキャラクターで、大人になって、いつか日本で『ツイン・ピークス』のパクリみたいな作品ができたら自分がやりたいと思ってました。丸太おばさん、亡くなっちゃいましたけどね...。あとは、マウチが結婚する相手も気になります。警察の受付にいるあの女性。

――では最後にあらためて、『シカゴ・ファイア』のおすすめポイントを教えていただけますか?

大久保:バラエティに富んだイケメンが出てきて、彼らの肉体美ももちろんですけど、スマートなキスシーン、恋愛模様をぜひ観ていただければ。

光浦:このドラマの男たちはルックスだけじゃなくて、何よりも懐が深いんです。単なるルックスのいい男たちのアクションドラマではない部分を楽しんでほしいですね。

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『シカゴ・ファイア』について光浦さん、大久保さんたちが語る特別番組「シカゴ・ファイア アカデミー ~イイ男がたくさん出ている海外ドラマを学ぶ教室~」は、AXNにて3月24日(土)深夜0時より放送。本編はシーズン4が放送中、シーズン5が4月19日(木)より日本独占初放送となる。
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Photo:
光浦靖子さん、大久保佳代子さん、博多華丸さん、池田美優さん
『シカゴ・ファイア』シーズン5
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