世界中で大きな人気を博しているゲーム「ストリートファイター」を、ドラマ化する企画が進行していることが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
ドラマ版は、1991年にリリースされたゲーム「ストリートファイターII:ワールド・ウォーリアー」を下敷きにした作品になるとのこと。シリーズの中心となるリュウとケン、ガイルと春麗(チュンリー)が国際的な犯罪組織シャドルーのボス、M・バイソンが主催するワールド・ウォーリアー・トーナメントに出場し、悪と対決する...という展開になるようだ。
2014年に製作されたウェブシリーズ『ストリートファイター 暗殺拳』を手掛けたジョーイ・アンサー(『MIA ミア』)とマーク・ウッディング(『ツールボックス・マーダー』)、ジャクリーン・クエラ(『マシンガン・ツアー ~リトアニア強奪避航~ 』)がドラマ版の製作総指揮に名を連ねている。
『ストリートファイター 暗殺拳』の他、1994年にジャン=クロード・ヴァン・ダム(『エクスペンダブルズ2』)主演で『ストリートファイター』として実写化されたが、興行的に失敗。2009年にはクリスティン・クルック(『ビューティ&ビースト/美女と野獣』)を主役に据え、チュンリーを主人公にした『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』が製作されている。
実写版だけでなく『ストリートファイター II V 』、『ストリートファイターII MOVIES STREET FIGHTER!!』、『ストリートファイターZERO -THE ANIMATION-』など、アニメとしても甦っている本シリーズ。現時点で、ドラマ版の放送局や配信先は決まっていない。(海外ドラマNAVI)
Photo:2009年の映画『ストリート・ファイター』に春麗(チュンリー)役で主演した際、日本に来日も果たしたクリスティン・クルック
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