人気ヒーローアクション映画『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン役で知られるマーゴット・ロビーが、女性目線で描くシェイクスピア・ドラマを、オーストラリアで製作することが分かった。米DEADLINEが報じている。
女性のクリエイティブチームが手掛けるタイトル未定のプロジェクトは、シェイクスピア作品を現代女性の視点で甦らせる作品。1話完結のオムニバス構成で全10話となるシリーズでは、ユニークかつ特有なメッセージや異なる文化、地域の事情などが反映され、何百年も前に出版されたシェイクスピア作品と比べたら、かなり多様性を重視してアップデートされた内容になる模様。
コンセプト・クリエイターを務めるギウラ・サンドラー(『Nowhere Boys(原題)』)がシリーズ全般に携わり、1話で脚本も担うとのこと。マーゴットとブレット・ヘドブロム(『エヴァリー』)が製作総指揮を務めることも決定しているが、彼女が女優として出演するのかどうかは不明。本作は、今年中にオーストラリアで撮影開始を予定している。
オーストラリア出身のマーゴットは、航空会社を舞台にしたドラマ『PAN AM/パンナム』でローラ役を演じ、レオナルド・ディカプリオ主演映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のナオミ役で注目された。その後も、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『ターザン:REBORN』といった話題作映画に出演し、『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン役が社会現象になるほどの人気を博し、大ブレイクを果たした。(海外ドラマNAVI)
Photo:マーゴット・ロビー
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