『トランスペアレント』キャスリン・ハーンが"空の巣症候群"の母親役で新作コメディに主演

Amazonの人気オリジナルシリーズ『トランスペアレント』に出演するキャスリン・ハーンが、米HBOの新作コメディ『Mrs. Fletcher(原題)』のパイロット版で主演を務めることがわかった。米Varietyが報じた。

本作は、米ニューヨーク・タイムズのベストセラーにも選ばれたトム・ペロッタによる同名小説が原作。子供が巣立ったことで"空の巣症候群"になってしまった母親イヴ・フレッチャー(キャスリン)と、巣立った大学生の息子がそれぞれの新しい自由を受け入れていく姿を描くコメディドラマ。イヴはもう1度恋愛を始めたいと考え、新たにセクシーな人物と出会い、予想外にも色情に満ちた生活を送ることに。このドラマではインターネットポルノやソーシャルメディアが親密な関係に及ぼす影響を探る、大人向けの物語として描かれるようだ。

ペロッタは同じくHBOで放送されていた『LEFTOVERS/残された世界』の原作・企画・製作総指揮者であり、本作でもパイロット版の脚本を執筆し製作総指揮を務めるという。製作総指揮にはジェシー・クライン(『トランスペアレント』)、サラ・コンドン(『Looking/ルッキング』)らが加わり、ニコール・ホロフセナー(『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』)がメガホンを取る。

『女検死医ジョーダン』のリリー・リボウスキー役でブレイクしたキャスリンは、『ホリデイ』や『幸せの始まりは』といったロマンスコメディ映画でも活躍。近年は『トランスペアレント』以外にもNetflixの『バッド・ママ』シリーズや、ケヴィン・ベーコン主演の『アイ・ラブ・ディック』などにも出演し、コメディ女優としての地位を確立している。(海外ドラマNAVI)

Photo:キャスリン・ハーン
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