『ボードウォーク・エンパイア』ケリー・マクドナルド、英国スリラードラマに出演

人気TVシリーズ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』や昨年公開の映画『T2 トレインスポッティング』などで活躍しているケリー・マクドナルドが、英BBC Oneの新作リーガルドラマ『The Victim(原題)』に主演することがわかった。米Deadlineが報じた。

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『高い城の男』の脚本を手がけたロブ・ウィリアムズが脚本を手掛ける。共演者は『エージェント・オブ・シールド』でホールデン・ラドクリフを演じるジョン・ハナーと新人俳優のジェームズ・ハークネス。

本作でケリーが演じるのは15年前に13歳の少年によって当時9歳だった息子を殺害されたスコットランド人の母親アンナ・ディーン。数年後、殺人者の新しい身元を伝えるように訴える活動を行った彼女は、彼の新しい名前をオンラインで明かし非難されてしまう。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に端役で出演したジェームズが、殺人者としてアンナから糾弾されるクレイグ・マイヤーズに扮し、この事件を担当する刑事役をジョンが演じる。

このドラマはエディンバラとグリーノックを舞台に、スコットランドの独特な法制度の中で原告と被告人の視点を通し、誰が本当の"被害者"なのかを描く。全4話構成で製作はSTVプロダクションズ。撮影は今週からスタートした。監督はニオール・マコーミック(『マーガレット・サッチャー 〜政界を夢見て〜』)。

クリエイターのウィリアムズは「このような才能あるキャストやクルーによってこの物語を世に出せることがとても楽しみです。私がやりたいと思うことに同意してくれる人たちと働けることを幸運に思い、感謝しています」とコメントしている。(海外ドラマNAVI)

Photo:ケリー・マクドナルド
(C)JHMH/FAMOUS