【独占解禁映像】『モリーズ・ゲーム』人生を変えたのは"上司からのパワハラ"だった

栄光を手にした実在人物の知られざる裏側に光を当ててきた脚本家のアーロン・ソーキン(『ソーシャル・ネットワーク』)。そんな彼が自らの脚本で待望の監督デビューを果たした『モリーズ・ゲーム』が5月11日(金)より公開となる。この度、主人公モリーが高額ポーカールームのオーナーとなるきっかけとなった上司によるパワハラ、傍若無人な振る舞いが明らかになる映像が解禁となった。

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2002年、モーグル競技の際に負った転倒のケガから回復したモリーは、経営学を学ぶ前にロサンゼルスで1年間の休暇を取る。ハリウッドのクラブでウェイトレスとして働き始めた彼女は、店の常連客のディーン・キース(ジェレミー・ストロング)に雑用係としてスカウトされ、ウェイトレスの仕事と掛け持ちで彼のアシスタントとして働き始める。

今回解禁された映像は、「始まりはベーグルだった」という、唐突なセリフから始まる。アシスタントとして働き始めたある日、明け方に1本の電話がかかってくる。電話はディーンからで、ベーグルを買って今から出社しろというのだ。彼はいわゆる「ハリウッド人種」で、債務過多で破産寸前なことを、高圧的な態度と乱暴な言葉で隠している。他人のことなどお構いなしなので、モリーの出社前後にも心無い言葉が容赦なく飛んでくる。ついには買ってきたベーグルがブルーベルという店のものだと聞くと怒りだし、モリーに向かってベーグルを投げつける! 一般企業であれば、即刻訴えられてもおかしくない振る舞いだ。このパワハラ寸前の行為に対して、頭脳明晰で冷静なモリーは、いつものことだといったような風に淡々と受け流す。このベーグル事件で、彼女に目をつけたディーンは、会員限定の闇ポーカーゲームのアシスタントにならないかと持ちかけることになる。つまりこの日を境にモリーのポーカールームのオーナーとして、第2の人生が始まることになるのだ。

ゲームのルールすらおぼつかないモリーだったが、天性のセンスと冷静沈着な判断でポーカールームでの存在感を高めていく。やがて、常連の顧客からの厚い信頼を勝ち取った彼女は、遂にディーンとの訣別の時を迎えることになるのだが...、それはポーカールームのオーナーとなることを意味していた。

トップアスリートとして衝撃のアクシデントから一転、ポーカーゲームの経営者へと華麗に転身したモリー・ブルーム。セレブたちを虜にした伝説のポーカールームを仕切った女性は、どんな半生を生きたのか。ソーキンが2年もの取材を経て完成した脚本を自ら演出、ゴージャスでスキャンダラスな女性を演じるジェシカ・チャステインの熱い演技は必見だ!

『モリーズ・ゲーム』は5月11日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『モリーズ・ゲーム』
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