『ウエストワールド』製作陣、"シーズン2のネタばらし"を餌に壮大な「釣り」を仕掛ける!

シーズン2の放送が間近に迫っている人気SFドラマ『ウエストワールド』。その製作総指揮者たちが、大勢のファンを相手に壮大な「釣り」を仕掛けた。

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製作総指揮者/ショーランナーのジョナサン・ノーランとリサ・ジョイは今月9日(月)、有名人がユーザーの質問に答える有名掲示板サイトRedditのコーナー「Ask Me Anything」にて、1000の賛同票を得られれば、シーズン2の内容を全て明かす動画を公開すると発表した。

シーズン1では、ネットに飛び交うファンの説によって、物語に仕掛けられたサプライズの多くが先読みされてしまったという経緯がある。それを踏まえ、製作者たちは「物語の謎の解明を試みるファンの説の中には、正しい内容でネタばれになるものも含まれます。ファンの説とネタばらしの境界があやふやになり混乱を招くため、熟考を重ねた上で、困難かつ物議を醸すであろう決断を下しました。みなさんの同意を得られたら、シーズン2のプロットを洗いざらい明かす動画を投稿します」と発表。その動画によってシーズン2の展開を知ったファンたちが、ネタばらしを求めない人たちに配慮するのを期待していると述べ、大きな注目を浴びた。

そして翌10日には、4000以上の賛同票が集まったことを受けて、25分に及ぶ動画が公開。その動画は、ウエストワールドのプログラム責任者バーナード(ジェフリー・ライト)が、浜辺で目を覚ますところから幕を開ける。バーナードは新たな警備主任に誘われて歩き出すが、記憶を失っており、眼前に累々と横たわるホスト(アンドロイド)の死体に戸惑う。過去の回想を手繰り寄せながら、スウィートウォーターの町にたどり着いたバーナード。その町の通りでは、クレメンタイン(アンジェラ・サラフィアン)のピアノ伴奏とともに、ドロレス(エヴァン・レイチェル・ウッド)が情感たっぷりに唄い始める...。

ところが、ドロレスがここで唄うのは、1980年代にヒットしたリック・アストリーの歌「Never Gonna Give You Up」。動画の内容は実質的には3分程度で、あとは、番組のテーマ音楽と共に、ピアノの前にたたずむ犬の姿が延々と映し出されるだけだった。ネットでは、エッチな動画などに見せかけて「Never Gonna Give You Up」のミュージックビデオのリンクへと誘う"リックロール"といういたずらが仕掛けられることがあるが、実は今回の発表も、製作者たちが仕掛けた壮大な「釣り」だったわけだ。

ファンは巧妙な罠にまんまと騙されたわけだが、それでもRedditに寄せられた感想の大半は好意的なようだ。釣りに引っかかっても、よけいに内容が気になる『ウエストワールド』シーズン2は、BS10 スターチャンネルにて5月24日(木)より日本独占最速放送。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『ウエストワールド』
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