『シカゴ』キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、Facebook配信ドラマに主演!

大ヒットミュージカル映画『シカゴ』のヴェルマ役でアカデミー賞助演女優賞に輝いたキャサリン・ゼタ=ジョーンズが、Facebookが昨年夏に立ち上げた動画配信サービス「Facebook Watch」で配信される新シリーズ『Queen America(原題)』に主演することが分かった。米Varietyなどが報じている。

一話あたり30分、10話構成の本作はミス・アメリカに憧れている女性の姿を描いたブラックコメディ。キャサリンが演じるのは、ミス・アメリカを目指す女性、サマンサ・ストーンのサポートをする、アメリカで最も有名で冷酷なコーチのヴィッキ・エリス。その手にかかれば誰もが勝者になれるため、ヴィッキは多くの参加者から引く手あまたな存在だという。多くの候補者からオファーをもらうヴィッキだが、美しくも多くのトレーニングを必要とするサマンサとの仕事を選ぶことになる。サマンサ役はまだ決まっていない。

クリエイターは、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』の脚本を担当したメーガン・オッペンハイマー。多くの賞を獲得した『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』を手掛けたブルーナ・パパンドレアが製作を務める。また、元ABCエンターテイメントグループの社長ポール・リーが独立して立ち上げた製作スタジオ、wiipにとっては、パイロットなしでシリーズ化が決まった最初の作品となる。

1990年代にいくつかのドラマシリーズに出演して以降は、映画を中心に活動してきたキャサリン。しかし昨年、ライアン・マーフィー製作の伝記ドラマ『フュード/確執 ベティ vs ジョーン』で久々にドラマの世界に戻ってくると、続けて米LifetimeのTV映画『Cocaine Godmother(原題)』で実在したドラッグ界の大物、グリセルダ・ブランコを演じていた。

「Facebook Watch」では『Queen America』のほか、ケリー・ワシントン(『スキャンダル 託された秘密』)が製作総指揮を務める学園ドラマ『Five Points(原題)』、エリザベス・オルセン(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』)主演のブラックコメディ『Sorry for Your Loss(原題)』などの作品の配信が予定されている。(海外ドラマNAVI)

Photo:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
(C)FAM008/FAMOUS