米Syfy『エクスパンス -巨獣めざめる-』、Amazonの救済でシーズン4製作なるか?

米SyfyのSFドラマ『エクスパンス -巨獣めざめる-』が、現在放送中のシーズン3をもって打ち切りになるとのニュースは、先日当サイトでもお伝えした通り。ところが、米Amazonが本シリーズに助けの手を差し伸べ、シーズン4が製作されるのではないかとささやかれている。米Varietyが報じた。

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本シリーズは、ジェイムズ・S・A・コーリイによるベストセラー宇宙SF小説「巨獣めざめる」をドラマ化した作品。小惑星帯に人類が進出した200年後の未来で繰り広げられる本格的な宇宙SFスリラー作品で、米国では原作小説シリーズが現時点で第8巻まで刊行されている。

『エクスパンス』シーズン4の製作についてAmazonはコメントを控えているが、最近は放送局にシリーズが打ち切られても動画配信サービスに救われるケースがある。過去に、ファミリーコメディドラマ『ブル~ス一家は大暴走!』や犯罪捜査ドラマ『THE KILLING』といった作品をNetflixが継続させた実績があることからも期待が高まる。

『エクスパンス』で製作総指揮を務めたのは、『アイアンマン』で共に脚本を手掛けたマーク・ファーガスとホーク・オストビー。主役ジョー・ミラーをトーマス・ジェーン(『Hung/ハング』)が演じ、スティーヴン・ストレイト(『マジックシティ 黒い楽園』)、キャス・アンヴァー(『ストレイン』)、ドミニク・ティッパー(『ディストピア パンドラの少女』)、ウェス・チャサム(『ハンド・オブ・ゴッド』)らが主要キャストとして出演している。

配信サービスに救われた他のドラマシリーズのように、果たして『エクスパンス -巨獣めざめる-』はAmazonで復活を遂げることができるのだろうか。続報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『エクスパンス -巨獣めざめる-』
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