映画『ホビット』シリーズのキーリ役で知られるエイダン・ターナーが主演する英BBCの『風の勇士 ポルダーク』。年内にシーズン4の放送が決まっている本作だが、エイダンはシリーズの終わりが近づいていると感じているようだ。アイルランドのIrish Independent紙が伝えた。
原作は、英国で広く親しまれるウィンストン・グレアムによるシリーズ小説。18世紀、アメリカ独立戦争に揺れる激動の英国を舞台に、情熱あふれる若き鉱山主ポルダークが辿る、愛と波乱に満ちた生涯を描いた作品だ。
エイダンが主人公ロス・ポルダークを演じる本作は、例年、3月から6月の間にシーズンがスタートしていることを鑑みると、夏頃にシーズン4の放送が始まるのではないかと見られている。来年にはシーズン5の製作も企画されているというが、エイダンはこれが"最後のシーズン"になると予想しているとのこと。
「僕らにとっては本当に偉大で特別な作品だが、どんなことにも終わりはある。僕らはウィンストンの物語をしっかりやれたと思うし、彼が誇りに思ってくれていることを願うよ。来るべくして終わりが来ればいいけど、あまりにも長く続けることは望まれていないはずだ。僕は来年(シーズン5)が最後になると思うんだ。僕らは戻ってくると思う、まだ誰にもわからないけどね」
シーズン4では1796年に時代が設定され、ポルダークは権力者のジョージ・ワーレガンからコーンウォールを守るため、危険な政治的世界に踏み込むことになるようだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『風の勇士 ポルダーク』
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