『ビバヒル』ジェイソン・プリーストリーが娘に同作を見せない理由

大人気の青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』(以下『ビバヒル』)のブランドン役で知られるジェイソン・プリーストリー。しかし、自分の娘が同作のDVDを見たがっているものの、それを見せる気はないと話していると米ABC Newsなどが伝えた。

小学生の娘アヴァちゃんは『ビバヒル』を観たことがなく、自宅の棚の上にあるDVDコレクションを観たがっているが、その願いを叶える気はないと笑いながら話したジェイソン。そもそもアヴァちゃんが観たがる理由は、学校の先生たちが同作の大ファンで「お父さんがどんな人だか知ってる? 私、彼を(『ビバヒル』で)よく観てたのよ」と言われているから。ジェイソンは苦笑しながら、「まさか自分の過去が子どもの日常にまで影響するなんて思いもしなかったよ」と語っており、家族とのプライベートを大事にしたいため、あえて代表作を"封印"しているようだ。

『ビバヒル』を禁じられたアヴァちゃんだが、実は米CWの青春ミステリードラマ『リバーデイル』の大ファンで、ジェイソンも一緒に同作を楽しんでいるという。本シリーズは『ビバヒル』のディラン役で知られるルーク・ペリーがレギュラー出演しているドラマでもある。

『リバーデイル』でルークと再共演する可能性について聞かれると、「考えたことはないけど番組は楽しんでるよ。僕が出演するとしたら、どんな役を演じるだろうね。きっと楽しいんじゃないかな」と思いを巡らせた。『リバーデイル』のロケ地がジェイソンの生まれ育ったカナダのバンクーバーで、ルーク以外にもかつての仕事仲間が多く出演しているなど、親近感を抱くポイントが多いことも同作を観る楽しみの理由だと説明している。

最近、『ビバヒル』でドナ役を演じたトリ・スペリングとケリー役のジェニー・ガースが、米CBSと本シリーズの新プロジェクトに取り掛かっているとささやかれている。その点については、「巷では1980年代、1990年代のドラマシリーズが復活してるよね。何が起こるか分からないから、"絶対にない"とは言えないね」とコメント。

ジェイソンは、ミステリー小説「Brad Shade」をドラマ化したカナダ、Globalの犯罪捜査ドラマ『Private Eyes(原題)』にマット・シェイド役で2016年から主演。同作は現在シーズン2が放送されている。そんなジェイソンもファンである『リバーデイル』は米CWにてシーズン2の放送が5月16日に終わり、シーズン3は10月10日からスタート予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジェイソン・プリーストリー一家(2015年撮影)(C) FAM020/FAMOUS