タイムジャンプのある『ウォーキング・デッド』シーズン9、馬と手製の武器が登場

ウォーカーが蔓延る世紀末的な世界を描く、大人気パニックサバイバルドラマ『ウォーキング・デッド』。シーズン4からショーランナーを務めていたスコット・M・ ギンプルに代わり、シーズン9から指揮を執ることになったアンジェラ・カンが、番組に起こる新しい変化について語っている。米Varietyが報じた。

シーズン2からシリーズに参加し脚本&共同製作総指揮を務めてきたカンは、「現在進行しているストーリーの区間が好きなの。時間やシリーズのスタイルを少しもて遊んでいて、そんな新しい感覚をファンは楽しんでくれると思う。生存者たちがサバイバルをかけて戦うストーリーを気に入っているし、シリーズを新鮮に保っていきたい。だから監督や撮影監督と、番組のスタイルに刺激的な変化を起こそうと話し合っているの」とコメント。

彼女がいう"刺激的な変化"は登場人物が使用する武器や移動手段にも見られるようで、「シーズン9にはタイムジャンプがあるから、大きな変化が起こるわ。世界が壊れて自然が主体となり、車や銃ではなく馬や手製の武器が主に使われるようになるの」と語っている。

シーズン9では、主役リックを演じるアンドリュー・リンカーンとマギーを演じるレギュラーキャストのローレン・コーハンが、途中で降板することが決定している。それだけに新ショーランナーにはプレッシャーが重くのしかかるが、カンは「私の役割が変わり責任が重くなったけど、いつも出来る限り最高の番組を作ろうと努力しているわ」とも付け加えている。

新しいショーランナーが手掛ける『ウォーキング・デッド』シーズン9が、どんな仕上がりになるのか楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』シーズン9より
Jackson Lee Davis/AMC