サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』で主人公リックを演じるアンドリュー・リンカーンの卒業が明らかになったばかりだが、このたび新しく加入するキャストたちが判明した。奇しくもそのうちの二人は、大ヒットファンタジー作品『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』からの加入となる。ジェイコブ・コワルスキーを演じたダン・フォグラーとメアリー・ルー・ベアボーンを演じたサマンサ・モートンだ。英Digital Spyなど複数のメディアが報じている。
7月19日(木)、ダンは自身のInstagramに、「開けるな。ゾンビが中にいるぞ」と殴り書きしてあるチェーン付きのドアを開けようとしている自分の写真を掲載。「『ウォーキング・デッド』の噂は本当だ。ヒント:私が演じるキャラクターの名前は、私が最も敬愛するジェダイの名前に由来している...」とファンに向けてコメントを投稿した。ダンの意味するところは、『スター・ウォーズ』のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーに引っ掛けて、同作の原作者で漫画家のロバート・カークマンによるシリーズに登場するルークという人物ではないかと言われている。
そしてサマンサの加入は、現地時間7月20日(金)に開催されたサンディエゴ・コミコンの『ウォーキング・デッド』パネルトークでクリエイターのロバート・カークマンにより発表された。新シーズンで現れる、ニーガンに次ぐ凶悪なグループ"ウィスパラーズ"のリーダー、アルファを演じるのがサマンサだ。原作でのアルファはスキンヘッド姿でミステリアスな雰囲気を醸し出している。
ルークは、ナディア・ヒルカー(『The 100/ハンドレッド』)演じるマグナという女性リーダーについているサバイバーの一人で、マグナは、リック側のサバイバーとワシントンD.C.で出会うという。マグナの右腕で恋人でもある日系アメリカ人ユミコ役をエレノア・マツウラ(『SHERLOCK/シャーロック』)が演じ、トニー賞候補に選ばれたこともあるローレン・リドロフがシリーズ始まって以来の聴覚障碍者コニー役に決定している。
原作では、マグナ率いるルークとユミコ、そしてコニーの一団はリックのグループとアレクサンドリアで同盟を組むことになるが、テレビ版では必ずしもそうなるとは限らないようだ。
次々と新たなキャストが決定している『ウォーキング・デッド』シーズン9は、米AMCで10月7日(日)から放送開始。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
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