『ウォーキング・デッド』新シーズンが最後のシーズンに...アンドリュー・リンカーンがついに降板を認める!

世界中で大ヒットしているサバイバルドラマ『ウォーキング・デッド』。米AMCで今秋新シーズンが始まる本作で主人公リックを演じるアンドリュー・リンカーンの進退が注目を集めている。昨日当サイトでも、クリエイターのロバート・カークマンの発言を紹介したが、ついにアンドリュー本人が降板を認めたことが明らかとなった。英Sky Newsなど複数のメディアが報じている。

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大ヒット映画や人気TVシリーズのスターたちが一堂に会し、数十万人のファンが集まる夏の一大イベント、サンディエゴ・コミコン。現地時間7月20日(金)に行われた『ウォーキング・デッド』のパネルトークで、アンドリューが多くのファンの前で、初めて降板を認める発言をし、会場がどよめいた。

「これが、リック・グライムズを演じる最後のシーズンになるよ」と44歳のアンドリューは切り出し、集まったファンからは悲鳴にも似た声があがった。「番組を愛しているし、僕の全てだった。この番組に関わる全ての人を愛しているよ」続けて、アンドリューは9シーズンもの長い間、応援して支えてくれた多くのファンやスタッフ、共演者に感謝の気持ちを述べた。

「泣かないって決めてるんだ。だってもうスクリーンで十分涙を流してきたからね。この番組に出られたことは僕のキャリアで最も素晴らしく貴重な経験となった、みんなのおかげだよ」と話し、しばらく俳優としての仕事は休み、英国で暮らす家族とゆっくりしたいと語った。そして、相棒ノーマン・リーダスがアンドリューの功績を讃えるスタンディングオベーションを会場全体に促してパネルトークは幕を閉じた。

2010年に始まった『ウォーキング・デッド』は、銃で撃たれて昏睡状態に陥っていた保安官代理のリックが病院で目を覚ますところから始まる。終末を迎えようとしている世界で多くの仲間と出会い、共に極限のサバイバルを繰り広げる物語。

リックの出演する最後のシーズンとなる『ウォーキング・デッド』シーズン9は、米AMCで10月7日(日)から放送開始予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』
(C) Frank Ockenfels/AMC