『ビッグバン★セオリー』メイム・ビアリク、番組終了はハッピーじゃない!

全米No.1コメディドラマ『ビッグバン★セオリー~ギークなボクらの恋愛法則』(以下『ビッグバン』)。本作は9月から始まるシーズン12で幕を降ろすことが決まり、当サイトでは連日主要キャストのコメントをお届けしているが、今回はエイミー役のメイム・ビアリクが米Grok Nationに寄せた、番組終了への思いを綴ったエッセイをご紹介しよう。

「(番組の終了が決まり)私は幸せかって? それはないわ」と、本音を吐露したメイム。「私はこの仕事が好き。共演者が好き。そして、非凡なクルー、勇敢な作家、全スタッフ、素晴らしいファンに感謝しているわ。本当にたくさんの人たちが『ビッグバン』の一員なの。私は現場に入り、エイミーになりきる時間が大好き。彼女はめちゃくちゃな人。彼女は私で、私は彼女。そしてもうすぐ彼女は私の手から離れるわ」と、約10年間参加した作品、演じてきた役への思いを語っている。

以下エッセイの続き。

「もうすぐ終わる。それはとても悲しいこと。これからの23話分を撮影する毎日を泣かずに過ごすことはとても難しいんじゃないかと、心配しているくらい! でも、出演者として、私たちは見てくれる人たちに喜んでもらうことが大好きで、そのことはみんなでできる最大限で続けていくわ。

役者とは、とても地味で、信じられないほどおもしろくて、ものすごく複雑。アメリカNo.1のコメディに出演しているなんて、信じられないことよ。そして多くの人々が私たちのことを生活の一部や家族の一員のように考えてくれているという事実は、パワフルなこと。それが当然のことなんて思っていない。

そして私はこれからのことを考え始めているわ。私の人生はどこに向かっていくのか。私のキャリアはどうなるのか。私は何がしたいのかを。

まずは、12年間この電車が走り続けるのに十分なほど私たちを愛してくれたファンに感謝したい。そしてこの電車を降りるときが来たら、別の電車が次の駅へ連れて行ってくれるの。"荷物なんていらない"、ただ乗ればいい"(インプレッションズの「People Get Ready」の歌詞の一部)」

(海外ドラマNAVI)

Photo:『ビッグバン★セオリー』
© Warner Bros. Entertainment Inc.