エル・ファニング主演映画『メアリーの総て』、『ゲーム・オブ・スローンズ』の二人も出演!

1818年に出版されたゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」。この恐ろしくも哀しい"怪物"を生み出したのは、わずか18歳の少女メアリー・シェリーだった――。『マレフィセント』『ネオン・デーモン』などの注目作に出演するエル・ファニングが、可憐で聡明、そして不幸であるほど才能が開花してゆくメアリーに魂を吹き込む話題作『メアリーの総て(すべて)』が12月に全国公開決定! あわせてポスタービジュアルが解禁となった。

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「高慢と偏見」のジェーン・オースティン、「ジェーン・エア」のシャーロット・ブロンテと並び、イギリス文学史に名を残す女流作家メアリー。本作では、19世紀のイギリスを舞台に、これまでヴェールに包まれてきた彼女の波乱に満ちた人生を初めて映画化。監督を務めるのは、長編映画デビュー作となる『少女は自転車にのって』を第86回アカデミー賞外国語映画賞に出品、各国の批評家から賞賛を浴びたハイファ・アル=マンスール。サウジアラビア初の女性監督として殺害予告を受けるなど、メアリー同様に波乱に満ちた人生を生きるマンスール監督は、メアリーの生き様に強く感銘を受け、哀しくも美しいメアリーの人生を極上の映像美でスクリーンに焼き付ける。

小説「フランケンシュタイン」誕生に隠された、あまりに不幸でスキャンダルに満ちた天才女流作家メアリーを演じるエルのほか、『ゲーム・オブ・スローンズ』のメイジー・ウィリアムズとスティーヴン・ディレイン、『大いなる遺産』のダグラス・ブース、『ダウントン・アビー』のジョアンヌ・フロガット、『ホロウ・クラウン/嘆きの王冠』のトム・スターリッジなど、TV界でも活躍する実力派俳優陣が名を連ねる。

今回公開されたポスタービジュアルでは、墓地の中で一人執筆を進めるメアリ―の美しい姿が描かれており、19世紀イギリスが舞台であるからこその華麗な美術にも注目したい。

「不幸」に抱かれ、「死」に口づけられ、世紀の傑作を産んだ、小説家を夢見るメアリーは"異端の天才"と噂される、妻子ある詩人パーシー・シェリーと出会う。互いの才能に強く惹かれあった二人は、情熱に身を任せ、駆け落ちを...。愛と放蕩の日々は束の間、メアリーに襲い掛かる数々の悲劇。失意の中でメアリーは、夫と共に滞在していた悪名高い詩人バイロン卿の別荘で「皆で一つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられる。深い哀しみと喪失に打ちひしがれる彼女の中で、何かが生まれようとしていた──。

19世紀のイギリスでわずか18歳の彼女はなぜ、愛を乞う孤独な"怪物"を産み落としたのか? 道ならぬ恋、愛と放蕩、我が子の...。観る者の胸に深く突き刺さってやまないメアリーの哀しくも美しい人生がいま明かされる──。映画『メアリーの総て』は12月より、シネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国順次公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:映画『メアリーの総て』
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