『ゲーム・オブ・スローンズ』ピーター・ディンクレイジ、「ティリオンを演じるには不安があった」と明かす

大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でティリオン・ラニスターを演じ、第70回エミー賞ドラマ・シリーズ部門の助演男優賞を受賞したピーター・ディンクレイジ。同賞3度目の受賞を果たした彼が、「ティリオンを演じるには不安があった」と明かしている。英Digital Spyが報じた。

エミー賞授賞式後にバックステージでインタビューに応えたピーター。「最初は、ティリオン役を引き受けたくなかったという噂がありますが?」との質問に、「私に懸念があったからそんな噂が広まったのかもしれないが、確かにいくつか不安なことがあった。このジャンルの作品を数多く見てきたから。何年も前にロサンゼルスで、(クリエイターの)デヴィッド・ベニオフとD・B・ワイス、プロデューサーのキャロリン・ストラウスに会って、彼らからティリオン役について聞いたんだ」と明かした。

続けて「原作を読んでいなかったから、その時点でティリオンの難解さを知らなかった。残念なことにティリオンが登場する前は、私のように小柄な俳優が扮する役は演じたいと思うほど十分な複雑さを持ち合わせていなかった。以前に1度か2度ほど演じたことはあったがピンとこなくてね。そんな私の懸念を、ベニオフたちがすぐに解消してくれたんだ」と、ティリオン役を引き受けるまでの過程について語っている。

先日のエミー賞で3度目の作品賞にも輝いた『ゲーム・オブ・スローンズ』はついに幕を閉じる。ファイナルとなる第八章は米HBOにて2019年上半期に放送予定。ティリオン役の演技で絶賛されているピーターも、続投することになっている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ 第五章:竜との舞踏』より
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