シーズン12で降板していたサラ・ラミレス、『グレイズ・アナトミー』復帰はABC局次第!

米ABCの大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』(以下『グレアナ』)のシーズン2から10年に渡りカリー・トーレス医師を演じたサラ・ラミレス。2016年に降板した彼女が、同作に復帰する可能性があることが明らかになった。 米Hollywood Reporterらが報じている。

クリエイターのションダ・ライムズは今年8月に開催されたInstagram Q&Aで、「サラにシーズン14の最終話に出演してもらおうとしたけれど、CBSの別のドラマに出ているから連れ戻すのは無理だった。みんなサラのことが大好きなの。『グレアナ』は彼女の故郷でもあるわ。カリー、帰ってきて!」と語っていた。ションダが言及したCBSのドラマとは、ティア・レオーニ(『ディープ・インパクト』)が主演を務める政治ドラマ『Madam Secretary(原題)』。サラは本作のシーズン4からレギュラー出演している。

このことを受け、9月26日(水)サラは自身のTwitterに、「言っておきたいのだけど、CBSは私にとてもよくしてくれているわ。カリーとして戻ってもいいと言ってくれているの。だから、あとは『グレアナ』側のABCがどうするかにかかっているの」と、ABC局のTwitterアカウントに話しかける形で発言した。

また、ライムズとは連絡を取り合うことも降板当時から約束していたようで、復帰の可能性も当初からないわけではなかった。「私はずっとションダ・ライムズ・ファミリーの一員よ。"ションダランド"が故郷なの」とライムズ作品に関わることの嬉しさを明かしていた。

カリーと恋人のアリゾナ(ジェシカ・キャプショー)は、『グレアナ』の中でも人気のあるカップルとして名前が挙げられており、カリーが復帰するとなると、アリゾナとの今後も気になるところ。しかし、ジェシカもシーズン14をもってエイプリル・ケプナー役のサラ・ドリューと共にレギュラーを降板している。

『グレイズ・アナトミー』シーズン15は、9月27日(木)よりABCにて放送スタート。

Photo:サラ・ラミレス© NYPW/FAMOUS