北欧ドラマの幅の広さと進化を感じさせる一作!『BELOW THE SURFACE 深層の8日間』の魅力

デンマークの首都コペンハーゲンで起きたテロ事件を描くサスペンス・アクション『BELOW THE SURFACE 深層の8日間』が、スーパー!ドラマTVにて10月4日(木)22:00より独占日本初放送スタートとなる。そんな本作とデンマークの魅力をご紹介しよう。

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本作は、人質事件を扱う本作が持つサスペンスとアクションとしての面白さだけでなく、その背景にあるデンマーク社会が抱える問題も見え隠れしている。異文化を知るという意味でも海外ドラマを観る本来の楽しみがあるのと同時に、優秀な北欧ミステリーらしくきっちりと張り巡らされた伏線と、それらを回収していく終盤は社会派のテイストもあって見ごたえがある。

そして、北欧ドラマというと独特の味わいがともすれば地味な印象を与える中にあって、本作は爆破や銃撃戦、肉弾戦などアクションが派手で、北欧ドラマの幅の広さと進化を感じさせる一作となっている。さらに主演のヨハネス・ラッセンは、マッツ・ミケルセン(『ハンニバル』)やニコライ・コスター=ワルドー(『ゲーム・オブ・スローンズ』)に続く、次なるスター候補として今から注目しておきたい。

東海大学文化社会部北欧科の福井信子教授は、本作で垣間見えるデンマークという国が持つ魅力とその現状を解説。王室が長い歴史を持つ一方、「自由都市」と宣言された場所がおよそ50年前からコペンハーゲン市内に現存するように、多様な価値観に対して非常に寛容という国民性を説明しつつ、人口が600万人に満たない小国がゆえに急増する移民が深刻な問題となっていると述べる。そんな移民問題に言及し、歴史ある建造物も登場する本作は「現代のデンマークをリアルに感じることができた」そうだ。

北欧文化を知る教授もお墨付きを与える『BELOW THE SURFACE 深層の8日間』は、スーパー!ドラマTVにて10月4日(木)22:00スタート。(海外ドラマNAVI)

Photo:『BELOW THE SURFACE 深層の8日間』
©SAM Productions 2017