『ギルモア・ガールズ』好きに『マーベラス・ミセス・メイゼル』をおススメしたい9つの理由<前編>

2000年から7シーズンにわたって放送され、母ローレライと娘ローリーの絆を描いた『ギルモア・ガールズ』。Netflixで復活版『ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ』も製作されたほど大ヒットした同作がお気に入りだったファンに、是非ともおすすめしたい作品がある。米Popsugarが報じている。

その作品は、米Amazonのコメディドラマ『マーベラス・ミセス・メイゼル』。今年のゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門の作品賞と女優賞に輝き、また先月開催されたエミー賞では、作品賞、主演女優賞をはじめとする最多5部門を受賞した話題作だ。

『マーベラス・ミセス・メイゼル』の舞台は1958年のニューヨーク。高級住宅街のアッパーウエストサイドに住む主人公ミッジは、夫や子どもと何不自由なく幸せに暮らしていた。しかし、ある出来事がきっかけとなり、コメディエンヌとして人生を歩むことに――。彼女のチャレンジと葛藤が、ユーモアを交えながら綴られる作品だ。実は両作品ともエイミー・シャーマン=パラディーノがクリエイターを務めており、『ギルモア・ガールズ』ファンには絶対ハマるツボが満載! ではその理由を紹介しよう。

1.『ギルモア・ガールズ』の雰囲気満載+過激度増加
ローリーの通う名門チルトン高校に、露出度の高いジーンズのショートパンツで登場したローレライ。だが、『マーベラス・ミセス・メイゼル』はこの程度ではない。動画配信サービスならではの自由な描写ができるため、裸体など過激な描写もしょっぱなから出てくる。

2.主演レイチェル・ブロズナハンが最高!
ミッジを演じるレイチェルの愛すべきコミカルなキャラは、『ギルモア・ガールズ』のローレライそっくり! 予測できない行動は一瞬たりとも見逃せない。

3.機能していない家族が面白い!
50年代を舞台に核家族を描く同作は、一見『ギルモア』とは共通点のないような設定。だがそこから物語は予期せぬ方向で進んでいく。ある意味ハチャメチャな展開になっていくのだが、そこがまさに崩壊しているような環境下でも、元気に前に進んでいく『ギルモア・ガールズ』のキャラクターに通づるものがある。

4.お父さんはやっぱりこのタイプ?
ミッジの父エイブを演じるのは、『名探偵モンク』のモンク役でおなじみの名優トニー・シャルーブ。『ギルモア・ガールズ』でエドワード・ハーマンが演じたギルモア家の父、リチャードを彷彿させるおっとりしたインテリ紳士。時折語る的を得たアドバイスが視聴者の心に刺さる。

シーズン2配信前にシーズン3の更新が決定したという、Amazonプライムの話題作『マーベラス・ミセス・メイゼル』。『ギルモア・ガールズ』が好きで、まだ『マーベラス・ミセス・メイゼル』に手が出せていない方はぜひご覧いただきたい!

(海外ドラマNAVI)

Photo:
『ギルモア・ガールズ』© Warner Bros. Entertainment, Inc.
『マーベラス・ミセス・メイゼル』© Amazon Studios