1998年に映画『恋愛小説家』でアカデミー賞主演女優賞に輝き、2013年に映画『セッションズ』で助演女優賞にノミネートされたヘレン・ハント。実力派女優の彼女が第二次世界大戦を題材にした英BBCの新作ドラマ『World on Fire(原題)』で主演を務めることがわかった。米Varietyが報じた。
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全7話構成の本作は、今まで語られてこなかった第二次世界大戦突入1年目のヒューマン・ストーリーを、イギリス、ポーランド、フランス、ドイツ、アメリカに住む一般の人々の目線を通して映像化。
オートクチュールの世界を舞台にした愛想劇を描く映画『ファントム・スレッド』で今年のアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたレスリー・マンヴィルをはじめ、ジョナ・ハウアー=キング(『Little Women(原題)』)やジュリア・ブラウン(『シェトランド』)といった英国出身の新進俳優や、ポーランド出身ゾフィア・ヴィフワチュ(映画『残像』)、アメリカ出身のブライアン・J・スミス(『センス8』)らが共演する。
脚本を担うのはピーター・ボウカー(『キャピタル 欲望の街』)。今週からチェコのプラハにて撮影がスタートし、イギリスのマンチェスターとロンドン、フランスのパリ、ドイツのベルリンなどでもロケが行われる予定。
本作を製作する英Mammoth Screenのマネージングディレクター、ダミアン・ティマー(『風の勇士 ポルダーク』)は「ワルシャワの包囲からダンケルク、パリ陥落、バトル・オブ・ブリテンまで、国際的なキャストによって情熱的に語られる壮大な物語」と本作について説明。またBBCドラマのピアース・ウェンガーは、「ピーターのおもしろく、人情味があり、心に訴えかける脚本は、これまでなかった第二次世界大戦初期の展望を私たちに見せてくれます」とコメントしている。(海外ドラマNAVI)
Photo:ヘレン・ハント
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