セス・マクファーレンとシエナ・ミラー、ラッセル・クロウ主演の米Showtime新作ドラマで共演!

映画『アメリカン・スナイパー』や『ハイ・ライズ』など、今まで主に映画界で活躍していたシエナ・ミラー。演技派女優として成長が著しい彼女が、映画『テッド』で声の出演・製作・脚本・監督を務めたセス・マクファーレンと、米Showtimeの新作ミニシリーズで共演することが明らかとなった。米TV Lineが報じている。

シエナとセスが共演する『The Loudest Voice in the Room(原題)』は、ガブリエル・シャーマンによる同名ベストセラー小説のドラマ化で、2017年5月に77歳で亡くなった米FOX Newsの初代CEOロジャー・エイルズを題材にしたシリーズ。常に共和党と密接な関係にあったエイルズは過剰な演出で同局を盛り上げ、熱心な視聴者を掴むことを画策した人物として知られている。その一方で、2016年7月に同局の元キャスターなど複数の女性からセクハラ疑惑で提訴され、会長の座を辞任していた。

セスは、元FOXの広報部長でエイルズの相談役にして支持者でもあったブライアン・ルイスを演じ、シエナは元NBC Newsのプロデューサーで、エイルズと結婚した22歳年下のエリザベス・"リズ"・エイルズ役にキャスティングされている。

そのほかには、サイモン・マクバーニー(『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』)が、メディア王と知られる実業家ルパート・マードック役に扮し、アナベル・ウォーリス(『ピーキー・ブラインダーズ』)が、エイルズのメンターシップ・プログラムでボランディアとして働き、後にFOX Newsの出演契約を取り付ける責任者に昇格したローリー・ルンを演じる。

すでにエイルズ役には、TVドラマ初主演となるラッセル・クロウ(『グラディエーター』)が決定しており、ナオミ・ワッツ(『ダイバージェント』シリーズ)が、元FOX Newsの司会者グレッチェン・カールソンに扮することになっている。

第1話は原作者のシャーマンと共に、『スポットライト 世紀のスクープ』でアカデミー賞脚本賞を受賞したトム・マッカーシーが脚本を手掛け、8話構成となる。『The Loudest Voice in the Room』は、11月よりニューヨークで撮影開始。(海外ドラマNAVI)

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セス・マクファーレン(c)NYPW/FAMOUS
シエナ・ミラー(c)NYKC