【海外ドラマ入門】『デスパレートな妻たち』が好きな人にお勧め!次に見るべきドラマ3選

『デスパレートな妻たち』(以下、『デス妻』)は郊外に住む一人の主婦の自殺をきっかけに、その友人である4人の主婦が引き起こす波瀾万丈な日常生活を描いている。コメディやロマンス、ミステリーとあらゆる要素を盛り込んだ本作は日本でも大ヒットし、本国での放送終了から6年が経過しても、その人気は衰え見せない。『デス妻』のファンにとっては、「もっと同じような面白いドラマはないの?」という思いが強いのではないだろうか。今回は、そんな人におすすめの作品を選んでみた。

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1.『デビアスなメイドたち』
『デス妻』のクリエイターであるマーク・チェリーが新たに手掛けた本シリーズは、ハリウッド版『家政婦は見た』とも言える作品。最終シーズンとなるシーズン4は来月よりDlifeにて放送開始。

ビバリーヒルズの豪邸で開かれていたパーティーの最中にメイドが何者かに殺害される。雇い主は血だらけの部屋をそのままにして帰ろうとする警察に「私のメイドが殺されたのよ! 誰がこれを掃除するの?」とヒステリックに叫ぶところからスタート。その真相を探るために現れたメイドのマリソル(アナ・オルティス)を中心に、4人のメイドたちがセレブの優雅な生活の裏に隠された秘密を暴いていく。セレブたちのドロドロとした生活をメイドになった気分でこっそり覗き見できるので、『デス妻』以上の刺激を求めるなら必見だ。

2.『リベンジ』
アレクサンドル・デュマの小説「モンテ・クリスト伯」を原作とした復讐劇。ハンプトンに現れた謎の美女エミリー・ソーン(エミリー・ヴァンキャンプ)。アマンダという本名を隠す彼女は、最愛の父親が無実の罪を着せられたため、幼少期を過ごしたハンプトンの家に戻り"リベンジ"を開始。父親を陥れたグレイソン一族の長男ダニエル(ジョシュ・ボウマン)と親しくなりながら、少しずつその計画を進めていくが、幼なじみで初恋の人でもあるジャック・ポーター(ニック・ウェクスラー)に再会し、内心動揺してしまう。一方ジャックは、アマンダが昔飼っていた愛犬サミーを引き取って育てているが、アマンダにしか懐かなかったサミーがエミリーに懐くところを見て、彼女の事が気になりはじめる――。

ドロドロの復讐劇だけでなく、恋愛やアクションの要素もあり、さらにたくさんの謎が少しずつ解き明かされていくシリーズ。ハリウッド俳優としても活躍の場を広げている真田広之がゲスト出演をしている。

3.『Weeds ~ママの秘密』
カリフォルニア州郊外に住むナンシー(メアリー=ルイーズ・パーカー)は、夫の急死で未亡人に。育ち盛りの息子たちを一人で養うことになるが、プール・庭付きの一軒家でメイドがいる生活を維持するために大麻の売人になる。息子の空手教室の授業料を大麻で支払ったり、子どものサッカーの応援ついでに他の子たちの父親に売ったりなどして、少しずつ縄張りを拡大していく。大麻を売る規模が大きくなることで、ギャングも絡み問題も大きくなってくるが、あまり深く考えない性格のナンシーは色気を使って問題を解決しようとし、さらに深みにはまっていく。

『デス妻』以上に波瀾万丈な日常生活を描きながら、コメディや犯罪ドラマの要素を含んだ『Weeds』。本作の魅力は、そんなナンシーを取り囲むキャラクターが個性的でおもしろく、想像もできないような展開が続くところにあるだろう。

他人の生活を覗き見する刺激を求めるのなら『デビアスなメイドたち』、ドロドロな復讐劇を見たいのであれば『リベンジ』、笑いありの波瀾万丈の日常生活を求めるなら『Weeds』。『デス妻』を見終わって、新たな刺激を求めているのであれば、これらの作品がその期待に応えてくれるだろう。(海外ドラマNAVI)

Photo:『デスパレートな妻たち』
(c) ABC Studios