リチャード・ギア、『HOMELAND』脚本イスラエル産ドラマのリメイクに出演!

『プリティ・ウーマン』やミュージカル映画『シカゴ』などに出演し、主に映画界を中心に活躍しているリチャード・ギアが、米Appleが製作するイスラエル産ドラマのリメイク版に出演することがわかった。

オリジナルとなるイスラエルのドラマシリーズ『Nevelot(原題)』は、ヨラム・カニュクの同名小説を下敷きにした作品で、イスラエル独立前の1941年に結成されたテルアビブのユダヤ人自警団パルマッハを描く作品だ。

現時点でタイトル未定のリメイク版の主人公は、元ベトナム帰還兵で親友同士でもある初老の男性二人。50年前に彼らが愛した女性が、交通事故で亡くなったことを知った時に平凡だった二人の生活が覆され、ある青年が自己防衛のために取った利己的な行動により、雪だるま式に次々と悲惨な出来事が起こっていくという。

リチャードが演じる役名などの詳細は明かされていないが、主人公の一人を演じるものと思われ、製作総指揮も兼任する。脚本を手掛けるのは、『HOMELAND』でクリエイターを務めるハワード・ゴードン。彼はリチャードとウォーレン・ライト(『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』)、オリジナル版でプロデューサーを務めたリー・ヤーデニ、アヴィ・ニール(『HOMELAND』)、アロン・シュトルツマンとレイチェル・カプラン(『ザ・ブレイブ:エリート特殊部隊』)、ピーター・トラゴッド(『サマンサ Who?』)と製作総指揮も務める。

1978年に公開された『天国の日々』で注目を集めたリチャードは、『アメリカン・ジゴロ』と『愛と青春の旅だち』で人気を不動のものとし、日本の名犬ハチ公を主役にした『HACHI 約束の犬』や『運命の女』にも出演。これまでドラマシリーズにレギュラー出演したことがなかったが、新作スリラードラマ『MotherFatherSon(原題)』を現在撮影中だ。

ドラマ界に本格的に進出するリチャードが、これからどんな活躍を見せてくれるのか注目していきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:リチャード・ギア
(C)FAM008/FAMOUS