Netflix『好きだった君へのラブレター』の続編製作が決定!

2018年に配信され、大きな話題となったNetflixの青春ラブコメ映画『好きだった君へのラブレター』の続編製作が決定したことが明らかとなった。米Varietyなど複数のメディアが報じている。

ジェニー・ハンの同名小説を映像化した本作の主人公は、誰かを好きになる度にコッソリとラブレターを書いていた女子高生ララ。そして、出すつもりがなかったラブレターの数々がどういう訳か本人の手に渡ってしまい、妄想から始まった関係が本物の恋へと発展してしまう...というドタバタ青春ロマンティック・コメディだ。

続編もオリジナルでペンを執ったソフィア・アルバレスが脚本を担当し、すでに取り掛かっているとのことで、第1作でメガホンを取ったスーザン・ジョンソンが続編でも監督を務めるとのこと。

オリジナルでララ役を演じたアジア系女優ラナ・コンドル(『X-MEN:アポカリプス』)と、相手役ピーターに扮して全米で大ブレイクを果たしたノア・センティネオが続投することも決定。第1作では、『プリティ・リトル・ライアーズ』のモナ役でお馴じみのジャネル・パリッシュがマーゴット役を演じ、キキ役でアナ・キャスカート(『ワンス・アポン・ア・タイム』)、グレッグ役でアンドリュー・バチェラー(『理想の男になる方法』)、ルーカス役でトレッツォ・マホロ(『ヴァン・ヘルシング』)が出演していたが、彼らがカムバックするのかは現時点では不明。

原作者のハンはアジア系で、小説でもララはアジア系アメリカ人として描かれているが、映画化にあたりほとんどの製作会社が、アジア系の登場人物に白人俳優を起用したがっていたと明かしている。そして、唯一アジア系女優がララを演じることに同意してくれた製作会社と映画化を進めることに決めたという。

2018年には、全メインキャストがアジア系で占められたロマコメ映画『クレイジー・リッチ!』が全米で大ヒットを放ち、ほぼ黒人キャストで製作された『ブラックパンサー』のアジア版とまで呼ばれていたが、こういった作品のヒットによりハリウッドのダイバーシティが進んでいくことを願いたい。

『好きだった君へのラブレター』の続編に出演する新キャストなど詳細が決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『好きだった君へのラブレター』Netflixで配信中。