『SUPERNATURAL』弟サムにできて兄ディーンにできないこと10選<前編>

サム&ディーン・ウィンチェスター兄弟が活躍する大人気の超常現象アクションドラマ『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』(以下『スパナチュ』)。イケメン兄弟として日本でも人気の高いサム(ジャレッド・パダレッキ)とディーン(ジェンセン・アクレス)だが、今回賢く腕っぷしも強い弟サムの活躍に注目。米Screen Rantがまとめた"サムがディーンよりも優れているところ"をご紹介しよう。サムの能力&魅力を振り返ってみる。

■念力
血漿を飲むことによりサムが得た最大の利益は、マインドだけで物や人々を動かす能力。もちろん、ディーンはこの力を持っていない。

サムのテレキネシスは、トレーニングと摂取した悪魔の血の量によってパワーが変化する。悪魔の力を封じたり、悪魔を飛ばしたり、ディーンに迫るキャビネットを動かすなど、さまざまな場面でその力を活用してきた。ルビー(ケイティ・キャシディ/ジュヌヴィエーヴ・コルテーゼ)とトレーニングを重ねることで能力は強くなっていったが、悪魔の血の摂取が不可欠であるため、何年もこの能力は使用していない。

■迅速な情報収集
ハンターとしての活動の中で"調査活動"は必須業務となっているが、本やコンピューターに関しては弟の方が優れていることは明白。

実際に、ディーンがバーへ出かけたり、食事をしている間に、サムが一人で調査をしていることがこれまでに何度かあった。しかし、サムの方が情報収集に長けていることは二人の間の共通認識であり、彼が取り組む方が事件の早期解決につながるため、サムは自分だけが仕事をしているということを気にしてはいない様子。

■予知能力
生後6カ月の時、ウィンチェスター家の宿敵である悪魔アザゼル(フレドリック・レーン)により"特別な子ども"として悪魔の生き血を飲まされたサム。その影響で、シリーズ初期の頃はアザゼルと強いつながりを持っていた。そしてアザゼルとのつながりには、お互いの将来のビジョンを共有することも含まれていた。ひどい頭痛を伴うことも多く、またサム自身でコントロールできるものではないため、彼が望むかどうかにかかわらず、強制的に予知を見てしまう。

アザゼルを退治したとともにこの能力も消えており、サムの予知はアザゼルの存在と結びついていたことが明らかになった。人々を救うのに役立っていた一方で、サム自身は罪悪感に苦しんでいた。

■(学業の)成績優秀
ドラマのストーリーラインに影響がないことだが、ハンターになると決めていたディーンにとって、高校でいい成績をとることは必要のないこと。それに対しサムは、シリーズスタート当初、狩りから離れた普通の生活を望んでいたため、大学へ進学。名門スタンフォード大学に通っていたサムは、父や兄とは別の道に進むためにロースクールへの進学を志願していたほど優秀だった。

■悪魔封じ
念力により、悪魔封じを行うことができる。サムはこの力をコントロールすることに苦労したが、ルビーは彼により多くの悪魔の血を飲ませることで能力の向上を促した。血を飲むほど、サムはより強力なデーモンを退治することができたのだ。これはサムが"特別な子ども"として得ていた能力であり、現在はこの力を持ち合わせていない。

明日も引き続き、弟サムにできて兄ディーンにできないこと10選<後編>をご紹介。

(翻訳/Ai Ono)

(海外ドラマNAVI)

Photo:『SUPERNATURAL』
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