世界を狂気させた伝説の傑作ホラーを大胆にアレンジした映画『サスペリア』。1月25日(金)公開となる本作で、『フィクサー』『ドクター・ストレンジ』のティルダ・スウィントンが世代も性別も越えた驚愕の1人3役を熱演している。
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本作は、アカデミー賞作品賞を含め4部門にノミネートされた映画『君の名前で僕を呼んで』でメガホンをとったルカ・グァダニーノ監督が手掛け、1977年に公開されたオリジナル版の設定やキャラクターをベースに、まったく新しい予測不可能な物語として構築。
舞台は1977年、ベルリンを拠点とする世界的に有名な舞踊団"マルコス・ダンス・カンパニー"。夢と希望を胸にアメリカからやってきた新人ダンサーのスージー・バニヨンは、カリスマ振付師マダム・ブランの目に留まり、直々のレッスンを続ける中、周りでは不可解な出来事が頻発、ダンサーが次々と失踪を遂げる。やがて、舞踊団に隠された恐ろしい秘密が明らかになり、スージーの身にも危険が及んでいた...。
ティルダが演じる1役目のマダム・ブランは、ダンサーたちから絶大な信頼を寄せられるカリスマ振付師・指導者である一方、舞踊団の長老たちとともに禁断の秘密を抱えている役どころ。2役目は、ルッツ・エバースドルフ名義で本編クレジットされている82歳の男性心理療法士クレンペラー博士。患者である失踪した舞踊団の主要ダンサーの一人パトリシア(クロエ・グレース・モレッツ『キャリー』)の行方を捜すうちに、舞踊団の闇に近づいていく。特殊メイクによって年齢と性別を超え、妻と生き別れになり心に大きな悩みを抱える難役を見事演じ切っている。そして、彼女が演じているという3役目は、その予想だにしない衝撃の怪演に息をのむこと必至! その変貌ぶりは劇場にてその目で確かめていただきたい。
全くタイプの違う3役を巧みに演じたティルダ。本作で4度目のタッグとなるグァダニーノ監督は、「ティルダはいとも容易く、いつだって最高の演技をする。彼女には、言葉で言い表せられないほどいつも感動してきた」とその高い演技力を絶賛している。
本作にはティルダの他に、ダコタ・ジョンソン(『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』)、ミア・ゴス(『キュア ~禁断の隔離病棟~』)、ジェシカ・ハーパー(『マイノリティ・リポート』)らが出演している。『サスペリア』は、1月25日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『サスペリア』
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