ディズニーの新配信サービス「Disney+(プラス)」が進めているマーベルの人気キャラクター、スカーレット・ウィッチ&ヴィジョンを主役にしたドラマシリーズのショーランナーが決定したことがわかった。
米The Hollywood Reporterによると、現時点でタイトル未定の単独シリーズでショーランナーに指名されているのは、『キャプテン・マーベル』や『アナと雪の女王/家族の思い出』で脚本を手掛けたジャック・シェイファー。彼はプロジェクトの製作が決定したら、パイロット版で脚本も担い製作総指揮も務めるという。
スカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフは、テレキネシス能力と心理操作の力を合わせ持ち、その能力は感情の強さに比例して強大になり、時にハルク並みの破壊力を発揮するキャラクター。対するヴィジョンは、アイアンマンをサポートする人工知能ジャーヴィスと、ソーの弟ロキの杖の先に隠されていたマインド・ストーン、ウルトロンが準備していた究極の人造ボディが融合し生まれた人造人間だ。
ディズニーの配信サービスでは、映画『アベンジャーズ』シリーズやスピンオフで出演した俳優が同役を演じることが期待されており、スカーレット・ウィッチを演じるエリザベス・オルセン(『アイ・ソー・ザ・ライト』)と、ヴィジョン役のポール・ベタニー(『マンハント』)が単独ドラマシリーズでも同役を演じると思われる。
この他にも「Disney+」では、マーベル・キャラクターのロキ(トム・ヒドルストン)や、アスガルドの女戦士レディ・シフ(ジェイミー・アレクサンダー)を主人公にした作品の企画も浮上していると伝えられている。レディ・シフは、映画『マイティ・ソー』シリーズやドラマ『エージェント・オブ・シールド』にも登場するなど高い人気を誇るキャラクターだ。
マーベル作品の他には、『スター・ ウォーズ』ドラマシリーズ『The Mandalorian(原題)』と、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の前日譚となるスピンオフシリーズ、『ハイスクール・ミュージカル』のドラマ版やアニメ映画『モンスターズ・インク』を復活させるプロジェクトも進んでいると報じられている。(海外ドラマNAVI)
Photo:続々とドラマ化が決定する『アベンジャーズ』シリーズ
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