ホラー・アンソロジーシリーズ『Channel Zero』が、シーズン4で打ち切りに

インターネット上で語られている都市伝説や怪談話を集めたCreepypastasというサイトに掲載されたスレッドをベースにしたアンソロジーシリーズ『Channel Zero』が、シーズン4で終了することが明らかになった。米Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。

本シリーズで脚本とクリエイターを担当しているニック・アントスカ(『ハンニバル』)は、「(放送局である)米Syfyで、シーズン4を最後に『Channel Zero』は幕を閉じます。この作品を製作することが大好きでしたし、もっと続けたいと思っていました。ですが、素晴らしい仲間とこのような作品を4シーズンも製作できたことに満足しています」と、自身のInstagramでコメントした。

1シーズン全6話構成の本シリーズは、2016年に米国でスタートし、シーズン1が『Channel ZERO:キャンドル・コーヴ』、シーズン2が『Channel ZERO:ノーエンド・ハウス』、シーズン3が『Butcher"s Block(原題)』、そして昨年10月よりスタートしたシーズン4は『The Dream Door(原題)』というタイトルが付けられている。

最終シーズンとなるシーズン4では、郊外で暮らすジュリアン(マリア・ステン)とトム(ブランドン・スコット)の幸せな新婚夫婦が主人公。幼馴染の縁で結婚し、懐かしい地元に新居を構えるが、ある時、新居の地下室の奥に不気味な青いドアが出現する。トムは無理にこじ開けようとするが、蹴ろうが叩こうがまったく動かない。しかしジュリアンがそっと手をかけると、ドアは何の抵抗もなく開く。そして、足を踏み入れたジュリアンが目にしたのは、幼き日に友だちとして遊んでいたピエロの人形だった...というストーリー。

一番多く視聴されたシーズン1は、1日に54万人の視聴者数を獲得。昨年10月に放送されたシーズン4では、26万人の視聴者数、18-49歳の視聴者の中で0.07レーティングという数値に留まった。

ニッチなファンには大人気だった本シリーズが終了してしまうのは残念だが、Creepypastasのサイト上では、まだまだこのような話が語り継がれていくことだろう。怖すぎるホラー・シリーズ『Channel ZERO』は、シーズン1と2がHuluプレミアにて独占配信中。『Channel ZERO』の見どころなどは、海外ドラマNAVI作品データベースにて。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Channel ZERO:ノーエンド・ハウス』より
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