ジョニー・デップ、ジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチらの豪華共演でFBIの闇を描いた映画『ブラック・スキャンダル』や、『荒野の七人』のリメイク版映画『マグニフィセント・セブン』といった話題作に数多く出演しているピーター・サースガードが、米CBSの配信サービスCBS All Accessの実録犯罪ドラマ『Interrogation(原題)』に主演することが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
『Interrogation』は実際に起きた事件をドラマ化するシリーズとなり、自分の母親を惨殺して有罪になった青年が中心に描かれ、ピーターは事件を担当する刑事役を演じる。
実際に警察の事件ファイルに記録された尋問を中心に各エピソードが展開され、視聴者も選択式で刑事役を演じられる画期的な仕組みになっているという。CBS All Accessはシーズン1の第9話まで視聴者が任意で選択できるエピソードを配信する予定で、結末がひとつに決まっている最終話は後日のリリースとなるとのこと。
2018年12月にNetflixで視聴者がストーリー展開を選択し、複数の結末が用意されているオリジナル映画『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』がリリースされ大きな話題を呼んでいた。これから配信サービスでは本作や『Interrogation』に続き、こういった視聴者参加型の作品が増えていきそうな気配を見せている。
ピーターは『17歳の肖像』の演技で、英国アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたこともある演技派。これまでに映画界での活躍が目立っていたが、2013年に北欧ドラマシリーズをハリウッドでリメイクした『THE KILLING』で本格的にドラマ界に進出。そのほかにミニシリーズ『Wormwood(原題)』や、英HBOのミニシリーズ『倒壊する巨塔 - アルカイダと「9.11」への道』などのTV作品にも出演している。
ピーター以外のキャストや配信日など、『Interrogation』の新情報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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ピーター・サースガード
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