Netflixで、映画『バイオハザード』シリーズをドラマ化する企画が進行中!

政治サスペンスドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』や、マーベルとタッグを組んだ『Marvel デアデビル』といったオリジナル・ドラマ作品を次々に生み出しているNetflixで、映画『バイオハザード』シリーズをドラマ化する企画が進行しているようだ。米Deadlineが報じている。

映画版は、日本の人気ビデオゲーム「バイオハザード」を映像化したSFホラー・アクション。巨大複合企業アンブレラ社が生み出した生物兵器T-ウイルスと、人工知能レッドクイーン、女戦士アリス・アバーナシーが繰り広げる闘いが6作品にわたって描かれた。主人公アリスは、『フィフス・エレメント』や『ジャンヌ・ダルク』などに出演しているミラ・ジョヴォヴィッチが演じた。

Netflixは映画シリーズを手掛けたコンスタンティン・フィルムと提携し、オリジナルの脚本をもとにドラマシリーズを製作する予定だという。映画版のユニバースを拡大しながら既存作品を掘り下げ、アンブレラ社の怪しい内情とT-ウイルス蔓延の余波を突き詰めていく内容になるとのこと。

現時点でドラマ版を製作するプロジェクトは初期の段階だが、映画シリーズで鍵となっていた所々にヒントを埋め込む"イースターエッグ"や、お馴じみとなっている一連のアクションシーンなどもドラマシリーズに登場すると期待されている。

映画シリーズ第1弾は2002年に公開され、2016年に最終作となる『バイオハザード:ザ・ファイナル』がリリース。本シリーズが全世界で叩き出した興行収入は12億ドル(約1314億円)に上り、ビデオゲームをもとにした映画シリーズではナンバーワンの記録となっている。

現在Netflixは、ドラマシリーズで指揮を執るショーランナーを探しているとのことで、スタッフやキャストなど詳細が決まり次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『バイオハザード:ザ・ファイナル』
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