米AMCの大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』（以下『TWD』）。マギー役のローレン・コーハンは、シーズン9で降板した。降板理由はギャラが問題だったのではと噂されていたが、その答えと再出演の可能性について語った。米Vanity fairなど複数のメディアが報じている。（※本記事は、『ウォーキング・デッド』シーズン9の重要なネタバレを含みますでご注意ください）
TV批評家協会（TCA）冬のプレスツアーで、ローレンは以下のように心境を語った。「報酬が悪かったとは思っていないわ。なんていうか、ただ単に1つの作品に長く関わりすぎただけなの。どんなキャラクターを演じるとしても、長すぎる年月だったわ。だから、一人で落ち着いて自分の胸に手を当てて、心の声に耳を傾ける必要があったのよ。マルチタスクで色々とやってみるべきだという声をね」
ローレンの言うマルチタスクというのは、『Whiskey Cavalier（原題）』のことだろう。現在彼女は、全編チェコのプラハで撮影の犯罪ドラマ『Whiskey Cavalier』に主演している。同作は、コードネーム"ウィスキー騎士"と呼ばれる主人公ウィル・チェイスFBI捜査官が、"炎のような指導者"とのコードネームを持つCIAの諜報員フランキーことフランチェスカ・トロウブリッジと組み、恋と友情を育みながら世界を救っていく姿を描くアクション・ドラメディだ。ローレンはCIA捜査官フランキーを演じている。共演者は、『スキャンダル』のジェイク役で知られるスコット・フォーリー。
『TWD』では死んでしまうキャラクターが多いが、マギーはそうではなく、ただグループを去っていくという設定だ。ということは、いつでも戻ってくることができるわけでもある。リック役のアンドリュー・リンカーンもそうだったが、彼は『TWD』のスピンオフに出演することがすでに決まっている。
マギー役としてスピンオフ映画に出る可能性があるのかと質問されたローレンは、「話は色々と出ているかもね。でもまだ何もかもが初期段階で明白じゃないわ。どうなるかしらね」と答えた。
先日、シーズン10へ更新されることが決定したばかりの『TWD』だが、現在放送中のシーズン9はアンドリューもローレンも降板したことから、中心人物がいなくなり物語の展開が気になるところ。以前のインタビューで同作ショーランナーのアンジェラ・カンは、「シーズン10でマギーの物語を描けたらと願っているわ」とコメントしており、次シーズンでのマギー復帰の可能性も0ではないようだ。
日本で公開中のマーク・ウォールバーグ（『テッド』シリーズ）主演のアクション映画『マイル 22』にも出演しているローレンが、これからどんなマルチタスキングぶりを見せてくれるのか注目したい。『ウォーキング・デッド』シーズン10は2019年秋にFOXチャンネルで日本最速放送予定。その前にシーズン9後半が、2月11日（月・祝）22：00よりFOXチャンネルにて日本初放送となる。（海外ドラマNAVI）
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ローレン・コーハン
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