ベネディクト・カンバーバッチが悪魔に! 米Amazonの新作ドラマに出演

『SHERLOCK/シャーロック』『パトリック・メルローズ』や『ドクター・ストレンジ』など、映画&ドラマで活躍するベネディクト・カンバーバッチが、米Amazon&英BBCの合作ドラマ『Good Omens(原題)』に出演することが分かった。米Deadlineが報じている。

本作は、イギリス出身のファンタジー作家ニール・ゲイマンとテリー・プラチェット著の小説「グッド・オーメンズ」をドラマ化したもの。人類が最後の審判に備える現代の世界を舞台に、この世の終わりを望まない天使アジラフェールと悪魔のクロウリーが、終末をもたらす反キリストの少年を見つけようと奮闘する姿を描く。

6話構成の同作でベネディクトが演じるのは、なんと悪魔の声。「アニメ化された巨大な悪魔なんだ。ぴったりの声で演じられる人が必要だったんだよ。それで(監督を務める)ダグラス・マッキノン(『ライン・オブ・デューティ』)の指示通りにできる若いイギリス人を見つけたんだ。それがベネディクト・カンバーバッチだったんだ」と原作者のゲイマンは述べた。

ベネディクトが悪魔の声を務める一方、神の声を演じるのは『スリー・ビルボード』で二度目のオスカー主演女優賞に輝き、『犬ヶ島』や『アーロと少年』などで声の出演もしているフランシス・マクドーマンド。

彼らの他に、ヴィンセント船長役にデヴィッド・モリッシー(『ウォーキング・デッド』)、天使アジラフェール役にマイケル・シーン(『マスターズ・オブ・セックス』)、悪魔クロウリー役にデヴィッド・テナント(『ドクター・フー』)、天使ガブリエル役にジョン・ハム(『MAD MEN マッドメン』)、古代の魔女アグネス・ナッターの子孫アナセマ役にアドリア・アルホナ(『エメラルドシティ』)、四騎士の"疫病"役にローデス・ファベレス(『Knightfall(原題)』)、"戦争"役にミレイユ・イーノス(『THE KILLING ~闇に眠る美少女』)、"飢饉"役にユスフ・ゲートウッド(『オリジナルズ』)、魔女狩り軍の軍曹役にマイケル・マッキーン(『ベター・コール・ソウル』)という豪華な顔ぶれがキャスティングされている。

ベネディクトらが集結する『Good Omens』は、米Amazonにより世界200カ国以上の国と地域で、今年5月31日(金)に配信予定。イギリスではBBCにて今年後半にお目見えする予定だ。(海外ドラマNAVI)

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ベネディクト・カンバーバッチ
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