Amazonオリジナル『ホームカミング』サム・エスメイル、シーズン2は監督しない!

オスカー女優ジュリア・ロバーツ(『エリン・ブロコビッチ』)が主演を務めるAmazon Prime Videoのオリジナルドラマ『ホームカミング』。以前、ジュリアがシーズン2には出演しないというニュースをお伝えしたが、本作はさらなる変化を余儀なくされるようだ。

【関連記事】『ホームカミング』サム・エスメイル監督のインタビュー到着!「ジュリア参加の条件は...」

米Amazonから正式なコメントは出ていないが米Varietyによれば、本作のクリエイターであり、シーズン1の全10話でメガホンを取ったサム・エスメイルも監督としてはカムバックしないという。だが、ジュリアとエスメイルは、製作総指揮として引き続き本作に携わるとのこと。

『ホームカミング』は、ポッドキャストの同名フィクション番組を基にした政治スリラー。秘密政府機関"Homecoming:ホームカミング"の社会福祉職員ハイディ(ジュリア)と、普通の生活に戻ることを願う兵士ウォルター(『ビール・ストリートの恋人たち』のステファン・ジェームズ)を中心に描いている。

脚本は、ポッドキャスト番組のクリエイターであるエリ・ホロウィッツとミカ・ブルームバーグが担当。シーズン1は批評家からの評価も非常に高く、大手レビューサイト「ロッテン・トマト」では、98パーセントという数字を記録していた。

以前のインタビューでジュリアは、シーズン1全話で監督をエスメイルが務めることについて、「私はTVに慣れていないから、自分にとって親しみやすく、快適に作品作りができる何かが必要だった。そんな私が完全に頼りにしたのが監督と、(エスメイルがずっとメガホンを取ることで生まれる)連続性よ。特にこのような作品においては、細く切っていろんな人の手に渡るようなやり方は相応できなかったわ」と、話していた。

エスメイルは現在、『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』のシリーズファイナルとなるシーズン4を製作中。他に、USA Networkの新作アンソロジー『Briarpatch(原題)』や、妻で女優のエミー・ロッサム(『シェイムレス 俺たちに恥はない』)主演のリミテッドシリーズ『Angelyne(原題)』なども手がけている。

主演と監督が去ることで、シーズン2からは新しい作品に生まれ変わると言っても過言ではないかもしれない。『ホームカミング』の見どころや視聴記録は、海外ドラマNAVI作品データベースにて。(海外ドラマNAVI)

Photo:

サム・エスメイル Amazon Prime Original『ホームカミング』