米AMCの大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』にシーズン6から出演していたポール・"ジーザス"・ロビア役のトム・ペインが、米FOXの新作ドラマで連続殺人鬼の息子役に決定した。また『スキャンダル 託された秘密』のベラミー・ヤングも出演することが分かった。米TV Lineほか複数のメディアが報じている。
トムとベラミーが出演する『Prodigal Son(原題)』の主人公は、マルコム・ブライトという犯罪心理学者。通称"外科医"との異名を誇る悪名高き連続殺人鬼マーティン・ウットリーを父に持つマルコムは、そんな生い立ちゆえに犯罪者の心理を手に取るように理解できるというキャラクターだ。そして、ニューヨーク市警察に協力して、犯罪者を追うマルコムの活躍と同時に、マーティンや母親ジェシカ、平凡な妹との家族関係も色濃く描かれるという。
トムは、主人公マルコムを演じる。もともと同役には、Netflixのマーベルドラマシリーズ『Marvel アイアン・フィスト』で、アイアン・フィストことダニー・ランドを演じたフィン・ジョーンズがキャスティングされていた。
一方、『スキャンダル 託された秘密』で7シーズンにわたりメリー・グラントに扮したベラミーは、皮肉っぽく人の心を操ろうとする彼の母親ジェシカ役で出演する。マーティン役には、性の考察ドラマ『マスターズ・オブ・セックス』で主人公ウィリアム・マスターズに扮したマイケル・シーンに決定したことが先日発表されている。
その他に、『NUMB3RS ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル』のルー・ダイアモンド・フィリップスや、『ギルモア・ガールズ』のケイコ・アジェナの出演が決まっている。
パイロット版の脚本を手掛けるのは、クリス・フェダク(『CHUCK/チャック』)とサム・スクレイヴァー(『Ben & Kate』)。二人は、グレッグ・バーランティ(『リバーデイル』『THE FLASH/フラッシュ』)、サラ・シェクター(『レジェンド・オブ・トゥモロー』『ブラインドスポット タトゥーの女』)、リー・トランド・クリーガー(『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』『YOU ―君がすべて―』)らとともに製作総指揮にも名を連ねる。(海外ドラマNAVI)
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トム・ペイン&ベラミー・ヤング
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