貴族と使用人が繰り広げる愛憎劇を描き、世界中で大ヒットを記録した英ドラマシリーズ『ダウントン・アビー』。現在、映画版の制作が進んでいる本作について、主人公メアリー専属の侍女アンナ・ベイツを演じたジョアン・フロガットは「TVシリーズの進化バージョン」と明かしている。アイルランドのRTEが伝えた。
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ジョアンは「TVシリーズを愛してくれた人たちこそが、映画を見たいと思ってくれている人たちだから、みんなが大好きなダウントンがそのまま、ただレベルが上がった状態になっていると思っているわ」と英The Timesのインタビューでコメント。
続けて、「とても映画的に見える、大きくて美しいセットがあるわ」と明かした。
また、今後さらに映画版が続く可能性については、「もしみんなが望んでくれるなら。一歩一歩進んでいくことだけど、もし本当に質の高いものを作ることができるのなら、YESね。決してありえないなんてことはないわ」と希望を含ませた。
映画版『ダウントン・アビー』には、オリジナルキャストのグランサム伯爵役のヒュー・ボネヴィル、グランサム伯爵夫人コーラ・クローリー役のエリザベス・マクガヴァン、先代グランサム伯爵夫人バイオレット役のマギー・スミス、マシューの母イザベル・クローリー役のペネロープ・ウィルトン、長女メアリー役のミシェル・ドッカリー、次女イーディス役のローラ・カーマイケル、トム・ブランソン役のアレン・リーチ、元執事チャールズ・カーソン役のジム・カーターらがカムバックする。
新キャストとしてイメルダ・スタウントン(『ハリー・ポッター』シリーズ)、ジェラルディン・ジェームズ(『アンという名の少女』)、サイモン・ジョーンズ(『OZ/オズ』)、デヴィッド・ヘイグ(『キリング・イヴ/Killing Eve』)、タペンス・ミドルトン(『センス8』)らが出演することになっている。
映画版は、イギリスで今年9月13日(金)より劇場公開予定で、日本でのリリースは未定。(海外ドラマNAVI)
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『ダウントン・アビー』よりソフィー・マクシェラ、ミシェル・ドッカリー、レズリー・ニコル、ジョアン・フロガット、アレン・リーチ
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