『アンブレラ・アカデミー』ディエゴ役デヴィッド・カスタニェーダ、シーズン2への期待を語る

2013年に解散したロックバンド、マイ・ケミカル・ロマンスでボーカルを務めたジェラルド・ウェイが原作を、ブラジルのコミック作家ガブリエル・バーが作画を担当した同名コミックを映像化した『アンブレラ・アカデミー』。ディエゴ役のデヴィッド・カスタニェーダが、シーズン2への更新に期待を寄せた。米Hollywood Reporterが報じている。

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自身が演じたディエゴについて「彼は不満だらけの人間なんだけど、一直線なものの考え方しかしないから、それに気がつかなかったんだよ。どの兄妹との関係も、僕にとってはとても特別なもの。外見は大人だけど、中身が子どもなんだ。どうしたらいいのかわかっていない。"すごい能力を持っているのに、兄妹たちは善のためにそのパワーを使ってない"とディエゴは思っているんだ。でも、誰かが助けを必要としているから助けるということではなくて、彼は助けるから自分のことを評価して欲しいという考え方を持っているんだ」同作では、ディエゴが唯一心を許しているのはロボットである育ての母だ。そんなディエゴは愛を知らない、愛の意味をわかっていないとデヴィッドは語る。

また、もともとボクシングや武術に興味があったというデヴィッドだが、このキャラクターの身体能力に見合うため、トレーニングに励んだことも明かした。「撮影の6週間前からトレーニングを始めたんだ。(ロケ地の)トロントに着いて、武術コーディネーターに会ったよ。撮影がない日も7カ月間ずっと、道場に行ってオリンピック選手と戦っていたんだ。19歳くらいの男性、女性、皆ものすごく強くて、毎回誰かにこてんぱんにやられていたよ」そんな大変なトレーニングの成果もあり、同作シーズン1は大好評。本作でデヴィッドはブレイクしたと言っても過言ではない。

シーズン2への更新は発表されていないが、デヴィッドも彼らの次の物語を期待しているようだ。「本作のいい点は、主要なキャラクターたちがトラウマ経験からどうやって乗り越えていくかを描いていることだね。ディエゴがこの先どうなっていくか見たいよ。もっと色々なことに対処できるだろうし。でも、進むべき道を見失ってしまっているから、やばくなるかもしれないし、ただの子どもになるかもしれないね」

シーズン2への更新も気になるNetflixオリジナルシリーズ『アンブレラ・アカデミー』は独占配信中。(海外ドラマNAVI)

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『アンブレラ・アカデミー』
(C)Christos Kalohoridis/Netflix