『X-ファイル』ジリアン・アンダーソンがNetflix"性教育"ドラマで演じる変わった役とは?

配信直後にシーズン2の製作が決定するなど話題沸騰中のNetflixオリジナルシリーズ『セックス・エデュケーション』。本作では『X-ファイル』FBI捜査官ダナ・スカリー役で人気を博したジリアン・アンダーソンが歯に衣着せぬ"セックス・セラピスト"を演じているが、息子役のエイサ・バターフィールドが彼女の爆笑の演技を明かした。

オーティスはセックス・セラピストの母を持ちながらも自身の性経験は全くなく、人付き合いが苦手な高校生。セックスに関するマニュアルやビデオ、赤裸々な会話に囲まれた環境にうんざりしつつも、知識だけは豊富になっていた。ある日、学校で目立つ存在のメイヴと組んで秘密の"セックス問題相談クリニック"を開き、同級生たちの奇妙で豊かな性の悩みの相談にのることに――。

オーティスの母で、存在感があり歯に衣着せぬセックス・セラピストのジーンを演じたジリアンについて、「ジリアンはジーンにぴったりです。よそよそしく冷たい支配的な母親を演じることができるかと思えば、同時にものすごく心優しくて涙が出るほどの演技を簡単にこなしてしまうんです」と、製作・脚本を務めたローリー・ナンがジリアンを絶賛。さらにエイサもまた、「ジリアンがこれほど面白い人だとは思わなかったよ。彼女が演じるオーティスの母親が息子のクラスメイトと一緒にマリファナでハイになっているシーンがあるのだけど、その撮影はおかしかったよ」と、シリアスな演技だけでなく、クスっと笑えるシーンについても明かす。

製作総指揮のベン・テイラーも、「『X-ファイル』にも時々コミカルなエピソードがあったんです。彼女が経験豊かな俳優であると同時に、ユーモアのセンスも持ち合わせていることは、会ってみればすぐにわかります。ジリアンがジーンの知性をうまく捉えるだろうというのは皆わかっていましたが、コメディ要素が加わった時の彼女の意外性と来たら(笑)」とコメディタッチのシーンを絶賛しつつ、意外な一面を観ることができると語る。しかし、ナンは「ジーンは意志が強く良い母になろうと奮闘しますが、セックス・セラピストという経歴のせいで、常に境界線を踏み越えて息子の領域に入り込んでしまいます。けれど彼女は彼女で親密な関係を築けないという問題を抱えていて、心を閉ざしています」と笑えるシーンがありつつも、息子との関係に悩んでいる複雑な役どころでもあるという。

Netflixでは、10連休となる今年のGWを"G(がんばらない)W(ウィーク)"として、"Netflixを見て、本気でサボろう!"をコンセプトに本作をはじめとして連休に合わせて楽しめるコンテンツを多数配信する。今年の連休は、Netflixを観てサボってみては?

Netflixオリジナルシリーズ『セックス・エデュケーション』は独占配信中。(海外ドラマNAVI)

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Netflixオリジナルシリーズ『セックス・エデュケーション』